バルーンの代償

道行くオジサンがバルーンアートで何かを作って
子供達に配って歩いている。
…危険です。
やすろ家の子供達は間違いなく捕まります。
率先して捕らわれに行きます。


『あ！じゃあ、風船の出来上がりを待つ間、
　パパさんは此方で…』
と、毎々、浄水器やら、不動産やら、高額なナニカを
売りつけられそうになります。
子供達も、そろそろスルースキルを身に付けて欲しいです

風船を頂いた手前、触りだけ話を聞いてあげて、
やんわりと紳士的に断ってるってのに
『え？こんなに良い話なのに…断っちゃうんですか？』
と、こんだけ聞いたのに、お客さんバカなんじゃないですか？
って体で言われると、
『う〜ん、話が曖昧過ぎて良く解らないんスよね。
　もしかするとホントに良い物なのかもしれないけど、
　現時点では正直面倒臭いとしか感じないですね』
とか私も返してしまうので、一気に場の空気が悪くなります。
上手くスルーしたいものですね。。
子供達のスルースキルの無さはパパ譲りなのかも
しれないね。。
ホントゴメンなさい


…と言う訳で、いい加減面倒なので、
彼等の客寄せの仕組みを得々と子供達に説明したら、
翌日は全力の無表情でスルーした後に、
『パパ、ちゃんとスルーしてやったぜ』と満面の笑みで
報告してくれましたとさ

いやいやいや、彼らも仕事なんだから、
そんなに邪険にしては駄目ですよ。
会釈くらいしてやりんさいな。
…子供への説明って難し。。

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