blogでは、ダラダラと書き散らかす事を楽しむ私だけど、仕事では出来る限りコンパクトにまとめる。聞き手の集中力が残っている内に要点を伝えて、心に留めて欲しいからだ

しかし、知り合いの政治屋は、敢えて小難しい感じに長々と前置きを話す。正直、本題に行く前に聞き疲れてしまう。『いったい何が言いたかったん?

』となってしまう。
聞けば、小難しい感じに長々と前置きするのは、有り難みの演出なのだそうな。。
サクッとコンパクトに話をすると『何だアイツ。もう話が終わりなんか?

』と後援者に陰口を叩かれたりするらしい。
逆に、長々とした前置きを小難し〜く話すと『流石のスピーチやった

』とか言われるらしい。
不思議な世界だ

聴く側が、そういう文化にしてしまったのだろう。コレでは日本は簡単簡潔な世界になりようがないにゃ

有り難みの演出といえば、話は変わって…
東京都神田区に住む友人は『地元の祭りなんて興味ない。祭りは参加するものでなく、フラッと立ち寄るだけのもの

』とか、若い頃は言ってたクセに、大人になるにつれ『初夏になると祭の血が騒ぎ出す。』といった感じ

これは神田明神が、歴史や神社の有り難みをキチンと民草に伝えて来たからだろう。
地域の神事に誇りを感じる様になって来ると『もっと知りたい。私も参加してみようか

』という気になって来る。
ところで、私の地域にも神社が幾つかある。
①高台の上の住民の為の社
②川沿いの住民の為の社
③江戸の頃から続く家だけを対象とする社
③は近所の森の奥深くにある社で、先月まで存在すら知らなかった。何を祀ってあるのかも分からん

女人禁制・新参者は入るべからず

新参者の家は入りたくても入れない

古参者の家は出たくても出られない

排他的・閉鎖的・秘密主義的。
そういう大嫌いだわ

みかんさんの散歩で何度か森へは、入っていたケド、まさか山道が参道だったなんて…

神域とは知らんで、みかんさんのトイレとして利用してたわ。(キチンと物体Xの回収はしてますよ

)
地域の古い家々20軒が、周り番で神事を務めるらしく、来年は我が家が当番。
父は『婿だから詳しくは知らん。』と言う。
母は『女人禁制だから知らん。』と言う。
祖父は、もういない。
近所のオヤジは『ウチは関係ない』と言う。
マジか…。情報が皆無だ。怖ぇ〜

いったい何をするというのか…
何をされるというのか…
何が祀ってあるのか…

社の成り立ちなどを地域の住民ににPRして、有り難みの演出をしてくれていれば、私も安心して参加出来るんだけど…。
ホント、神田明神を見習って欲しいわ

怖くて行きたくないなぁ。
某芸能事務所みたいに、ノコノコと参加したら喰われたりしないと良いけど…

取り敢えず、
『神域とは知らず、みかんさんに散々ウンチ・オシッコさせちゃってた。ゴメン
』
と謝る用意をして臨まねば…
【今日のみかんさん】
『まさか神域だったとわ。木陰が涼しくてトイレに最適な森としか思ってなかったわ…


』
夏は涼しい場所を求めて、
ベッドの裏や…
クローゼットに無理無理侵入し、物を退かして、自分の居場所を作り出して過ごす。
しかし、omega社の時計並みに高性能な腹時計を持つ、みかんさんは…

ランチタイムになると、キッチンで待機しているんだ。何故なんだろう…

まだ何も作っていないのに…

昼休みに待ち伏せしているのは、昼飯を貰う為ではなく、ランチ後のコーヒーを買いに行くのに着いて来たい為らしい


ドライブ好きですね
