褒められたら、素直に喜んで

 

本来、宇宙の法則においては、

人はありのままで存在しているだけでいい

そういわれている。

 

ただそこに、いるだけでいいと。

 

誰かの役にたっているとか、

必要とされなければいけないわけじゃない。

 

でも人は自信がないので、

他人の役にたって褒められることを、

心の底では望んでしまう。

 

褒められて初めて、存在していいと思えたという人も多い。

 

しかしながら・・中には褒められたくても、褒めてもらえない人もいる。

そういう人は、なかなか自信が持ちづらい。

でも褒められない人がいるから、褒められる人が際立つのだと思う。

だから実はとても重要な役割で、人の役に立っていることになる。

 

褒められる人が素晴らしくて、

褒められない人が無能なわけじゃないから。

どちらも存在して初めて成り立つ。

それが宇宙の法則の基本なのだ。

 

私はクライアントに、

 

「そのまま、ありのままでいいんです、

今ここに存在しているだけでいいんだから、

他人の評価は必要ないんですよ」

 

って伝えてきた。

 

でも他人の評価を必要ないと言い切るのは、まだとても難しい。

人の信じている固定観念とは、そんな生易しいものではないのだ。

だからなかなかこの考え方は浸透しない。

 

私は他人からどう思われてもいいと思って生きている方だが、

褒められて嬉しくないわけじゃない。

 

喜んでいる自分を見て

他人軸で生きているのではないかと

疑問に思う時もあった。

 

しかしよく考えてみた

 

他人の目を気にして生きれば他人軸だが、

 

人から褒められて自分の長所に気づき、

それで自分に自信を持てて、

それを活かして自分の人生を発展させていける

 

のなら、他人の評価に振り回されているとはいえない。

 

褒められるのが嬉しくて、褒められるように行動するのは、他人軸だが、

自分の行動を褒められて、自分を知って、そこを活かすのであれば、

それは他人軸のようで他人軸とは言えないのではないか。

 

人を喜ばせるのが好きな人もそうだ。

その人が喜ぶ顔を見るのが嬉しいのは、

自分の為にやっていることになり

他人軸ではない。

 

自分がやりたいからやる。

他人の評価は関係ない。

宇宙の法則の基本だけど、

 

こう考えていくと、他人軸の定義とは、結構難しい。

 

だから難しく考えずに

 

他人が褒めてくれたなら

素直に喜ぼう！

謙遜しないで

「ありがとう！！！」と。

 

せっかく、唯一無二のその人が褒めてくれたのだから。

そこで、遠慮したり謙遜すれば、相手を否定することになる。

 

だから有り難く、受け止めよう！

そして、自分の自信につなげよう！

 

再び褒めてもらいたいと思って、行動するのは他人軸だから、

褒めてくれた相手には、その場で感謝するだけ。

 

そして褒められた内容について、

 

自分にはそういう部分があったのだと

再認識できるチャンスだから、大事にしよう。

そして自分自身でも、自分を褒めよう。

 

そうやって、自分がいい気分になることが、とても重要であり

いい気分になったら、もっと自分が伸びていく閃きが出てくるチャンスでもある！

 

他人から褒められることは嬉しいのに、

自分で自分を褒めることは下手な人が多い。

でも人が褒めてくれたなら、自分で褒めてもいいってこと。

 

だから他人が褒めてくれた日は、

自分で自分を褒める日にしてみませんか。