ストーリーは真実ではない（ペン描き図形）

先月ある出来事があり、ここのところ今まで経験したことのないことばかりを経験しています。
その中で、自分の投影も見えるけれど、人の語るストーリーが本当のことではないということが見えています。ストーリーというものは、全くもって真実ではないのだと実感しています。
自分の見たいように世界を見て、そして本当ではないストーリーを作って、それを何年も持ち続ける。

バイロン・ケイティ著『新しい自分に目覚める４つの質問』を読み返していて、ストーリーって全然いらないものだと、本当にいらないものだとあらためて思いました。
何かしら自分が反応することには必ず真実ではないストーリーが作られていて、平安を得るためにはそれらを洗い出して手放していく必要がある。
心の中でストーリーを語りそうになったらストップをかけて、これは真実ではないって思い起こして赦しています。

1枚目の図形（B4サイズ）は、「ストーリーの無い私」、もしくは「ストーリーは無い」っていうことで描きました。今まで描いたことのない不思議な図形です。



2枚目（A3サイズ）は、「ストーリーを手放す」ことを促すために描きました。描きながら浮かんでいたのは、私達はたくさんのストーリーを持っているけれど、それらの大元にはシンプルなストーリーが一つだけあって、その大元のストーリーを手放すことができれば末端のストーリーは消えていくということ。




3枚目（A4サイズ）は、ストーリーの無い感覚。描きながら、神というか仏というか、神聖さを感じました。見ているとちょっと泣きたくなる感じ。




4枚目（A4サイズ）は、ストーリーというものは自分を守る殻のようなもので、ストーリーを手放すと、内側に隠れていた柔らかい本当の自分、今まで知らなかった自分が現れる。
その自分は思ってもみなかった才能や能力があって、それが発揮されていく。ハートが開く。
図形を描きながら、そんなことを感じました。