ソフィアとは、古代ギリシャ語で叡智を意味するソピアーから派生した言葉。
私はこの叡智という言葉が好きで、ソフィアを使っています。ソフィアとは智慧の女神でもあります。
最近読み直した『奇跡講座 マニュアル編』中央アート出版 の10章「判断は、どのようにして放棄されるか」の項目に次のように書いてありました。
(奇跡のコースのことを、奇跡講座とも言っています)
叡智とは判断することではない。それは判断を放棄することである。(マニュアル編10章4の5)
何についてであれ正しく判断するためには、人は、想像もつかないほど広範囲にわたる過去・現在・未来のものごとについて、十分に意識していなければならない。
それらのものごとに何らかの関わりがあるすべての人々や一切のものに対して、自分が下す判断がどのような影響を及ぼすことになるか、そのすべてをあらかじめ認識していなければならない。
さらには、自分の判断が現在や未来において影響を及ぼすすべての人々にとってまったく公平なものとなるように、自分の知覚に少しの歪みもないという確信がなければならない。
いったい誰が、こうしたことのできる立場にいるだろうか。
尊大な空想を抱いている者以外の誰が、自分にこれができると主張するだろうか。
(マニュアル編10章3の3)
完璧な判断ができる存在があなたと共にいる。その存在は、過去、現在、未来にわたる事実のすべてを知っている。
自らの審判が、それに何らかの関わりがあるあらゆる人々や一切のものごとにどのように影響するか、そのすべてを知っている。
そして、その存在の知覚には歪みがないので、誰に対してもまったく公平である。(マニュアル編10章4の7)
完璧な判断ができる存在とは、ホーリースピリット(聖霊)のことです。
天使でも、ハイヤーセルフでも、守護するものでも、それぞれの人が身近で呼びやすい呼び方で良そうです。
結局同じものだから。
このマニュアル編の10章を読んだ時、自分には本当の判断なんてできないし、今まで自分だけでした判断は間違っていただろうなと思いました。全部赦しました。
無意識に瞬間的に判断、ジャッジしていることが多いので、気が付けた時はその判断を聖霊に預けて訂正してもらっています。
私がどれだけ間違っても、聖霊は優しく愛のまなざしで見てくれています。
聖霊からの叡智に、常に耳を傾けたいものです。
写真の絵は、「神とひとつ ~光の叡智~」です。
この絵についての説明はいずれまた。
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