みつばちエンジニア

SEの閉塞感のすごい日常の打開を夢見て、日々のモヤモヤを綴ります。

行列ってどっちが横でどっちが縦?

2025-01-27 21:54:04 | 日記
「行と列って、どっちが横で、どっちが縦って、わからなくなりません?」

とある日、先輩に話したら、

「漢字で書いてみるとわかるよ」

と教えてもらいました。

行・・・
ワカラン、タテっぽくもあるしヨコっぽくもある。

列 Σ(゜▽゜)ハッ!

漢字のつくり(右側)が縦棒が並行に並んでるではないか。

改めて「行」の右側をみると横棒が並行に並んでいる。さらに↓がついている。

というわけで、

行は横方向に並ぶカタマリが下に増えていくもの。
列は縦方向に並ぶカタマリが右に増えていくもの。
と見えることがわかりますね。

ちなみに英語にしてみると

ROW ・・・んー〜
COLUMN 心なしか、縦棒が多いような気もします。

これで皆さんもう行と列を間違えないですね。


モノクロの世界カラフルな世界

2025-01-24 05:40:58 | 短いの
モノクロの世界
今日も一日が始まり 過ぎていく
明日もきっと空は灰色なのかな
いつしかモノトーンの日常を繰り返すのが当たり前になっていた。
これが均一に染まる人間達がつくる世界なのだろう
僕もグレーに飲まれ薄まっていく
こんな未来でいいのかな。

カラフルな世界
明日も一日が始まり 過ぎるだろう
明日こそ空は鮮やかな青色
そう、本当は毎日違うカラフルな日常が待っているはず。
僕らは個性豊かな人間達が作る世界を生きてる
僕もその世界に彩りを増やしたい
そんな未来に思いを馳せる。

2025年のヘビさんとAIの実の話

2025-01-17 09:02:28 | 日記
2025年は巳年
2025年のベビさんがやってきてこう言いました。

「人間さん、今年はあそこに美味しい実があるよ。食べてごらん。AIの実って言うんだ。探してみてね。」

人間たちは、AIの実を探すことにしました。
あたりを歩き回って、手当たり次第次第に見つけた実をかじりまくりました。
しかし、どれも未熟。硬くって、渋くって全然美味しくありません。

「もう探すの諦めようかな。」

そう呟いたとき、目の前にぴかぴかに輝く実が落ちて来ました。

「これが、もしかしてAIの実?」

その実をかじると、人間は目が開けて、自身の意思と独立して世界を動かす力を手に入れたのです。AIによって世界を変化させる力です。

知恵の実を食べた人間たちは、善悪を知った事で、自身の行動を善悪で判断する責任を背負いました。IAの実を食べた人間たちは、AIによって超高速で変化するようになった世界を、善悪の知恵によって先導する責任が生まれました。

と言うお伽の話。

1000年アーキテクチャー(10)

2025-01-13 11:32:39 | 1000年アーキテクチャー
引き続き、1000年アーキテクチャーのドキュメント体系を考えてみたいと思う。
前回はシステムの存在意義として変わらず残り続けるものについて考えてきた。
今回は、時代と共に変わっていく構成図や機器のパラメーターの取り扱いについて考えたい。
1000年アーキテクチャーではシステムの役割や人の関わり方は変わらず維持されるべきものと考える。ところが構成物や実装方式は時代に合わせたものに更新されるため全く違った構成になるかもしれない。
ここで、ドキュメントの役割は、システムに関わる人が、正しく対象の箇所に正しく手を加えられるように記録が必要なものと考える。
システムを使う人にとっては、事前に何かを調べてから、システムに訪問する必要があると面倒になり、システムに訪問する意欲がなくなってしまう。そのため、訪問した際に、全体像が見渡せて、コンパクトで適切なナビゲーションがあることが重要となる。現在のWebサービスはこの方針で作られているのではないかと思う。画面構成やナビゲーションへの配慮は重要な要素と言える。
システムを維持・管理する人にとってはシステム全体を見て回り、ゴミを掃除したり、不具合が無いか点検し、正常な状態を維持できること。そうなると、システムの構造の細部を確認できる地図のようなものが必要だったり、どこの部屋を使っていて、どこの部屋を使っていないか管理する管理表のようなものが必要になる。また、これらを日々の点検で最新の状態に更新していかないと、ドキュメントの役割を果たせなくなってしまう。
システムをつくる人・修繕する人にとっても、対象箇所にたどり着くためには上記の地図が必要となる。さらに、そこで対象物に正しく手を加えるためには、その対象物が何に使われているのか把握する必要がある。そのためには、機器の設定値が、誰が何をするためにその設定値が採用されているのか記録されている必要がる。これらのドキュメント位置づけを維持し、時代に、合わせた実装内容を正しくメンテナンスする必要がありそうだ。


サイバー攻撃のDDoSをパン屋さんに例えてみた。

2025-01-12 12:52:44 | 日記
年末年始で何度かニュースに出てきたインターネットのサービスが使えなくなる、DDoSと言うサイバー攻撃。なんか、専門用語が出てきて、なんかヤバそうと言うイメージ。少しわかりやすく調べてみたい。
DDoSとは、Distributed Denial of Serviceの略とのこと。日本語だと分散型サービス拒否攻撃ですがどんな攻撃なのかイメージしにくいです。
専門用語を使わずに説明しやすくするため、パン屋さんに例えてみました。
地元に人気のパン屋さん「ふっくらパン」は、毎日近所のお客さんのために一所懸命にパンを焼いて、売っています。店長は、売り切れてしまったらせっかく来てくれたお客さんに申し訳ないし、余ってしまったらエコじゃないと思っています。なるべく廃棄するパンが少なくなるように季節や曜日に合わせてパンを焼く量を調整しています。
そんなある日、いたずらで地域の人から美味しいパンを奪ってやろうと考えたた「意地悪スト(イジワリスト)」がやってきました。
意地悪ストはふっくらパンに開店直後に来てすべてのパンを買い占め、持ち帰って捨てました。その日、近所のお客さんは美味しいパンを食べられませんでした。店長はがっかりです。これがDoS攻撃。本来サービスを提供したい人にサービスを提供させないと言う嫌がらせ行為です。
さて翌日、それでも近所のお客さんにパンを食べてもらいたいと考えた店長は2倍のパンを焼きました。すると、意地悪ストは流石に一人ですべてを買うのが大変と判断したのか、仲間を連れてきて複数人でパンを買い占めて、捨てました。結局この日も近所のお客さんはパンを食べられませんでした。これがDDoS攻撃。みんなで押しかけてサービスを邪魔する攻撃です。
さて、一人で一日にそんなに沢山のパンを食べるはずがないと考えた店長は、一人当たりの購入上限数を10 個までと決めました。これで今日こそは近所のお客さんに美味しいパンを食べてもらえるはず。しかし、この日にやってきた意地悪ストは少し雰囲気が違います。なんか、肩幅が広い。アメフトかというような肩幅の意地話スト達が店内に詰めかけ、ふっくらパンの店内は押しくら饅頭状態。近所のお客さんは、この日はお店に入れませんでした。これもDDoS攻撃です。サービスの提供を邪魔するものであれば手法によらず、DoS攻撃です。
この攻撃の対策の難しいことは、お店にやってくるまで意地悪ストと普通のお客さんの判断が難しいところ、通常のサービス窓口が攻撃の対象となるため、攻撃を避けるためにお店を閉めてしまっても、邪魔したいと言う意地悪ストの目的は達成され、攻撃が成功してしまうところです。
多めにパンを作ったり、一人当たりの購入上限を決めたり、お得意様専用窓口を設けたり色々な対策がありますが、意地悪ストもあの手この手で邪魔します。また、攻撃方法も割と単純で、お客さんを装って窓口を訪れれば良いだけ。なので嫌がらせは簡単に成立してしまいます。
そして、世界のインターネット上には意地悪ストのつながりがあって、みんなで「あそこは弱そうだぜ」、「あそこ攻めようぜ」などと情報交換されていると思うと恐怖ですね。