さて。
手持ち分、最後のトリはやはり・・
ラッパーは薄いカビに覆われてたけど、中までとは!´д`
バインダーやフィラーまでカビてるって、どんだけ?
しかしこの1本しかないのだ。
意を決して吸い出した結果~
まず感じたのは、この葉巻は吸い手に無関心ということ。
吸い手とは関係ない所で、悠然と、淡々と、優雅に燃え進んで行く。
その味と香りを言葉にするのは難しい。
木系とか土系とか、一般的なたとえを遥かに超えた優美な世界。
温まったラッパーの匂いと、吐き出した煙の匂いが混じり合う瞬間に
醸成されるブレンドの香りがあって、その陶酔感がおそらく煙草の神の領域から
少しだけ人間に垣間見せる別世界の芳香なのかもしれない。
吸い手はただこの葉巻に寄り添い、葉巻から放出される成分のお相伴に預かるしかない。
それくらいかけ離れた所で燃えている・・そんな印象。
味や香りもよくよく味わうと、葉巻一般に共通なものの範囲を遥かに超えている。
たとえば甘みや辛みは普通だけど、塩気までも・・味噌、醤油のあたりまで感じたのは日本人だから?
今回、このコイーバがまずければ葉巻を卒業しようと思ってたけど
まいった。うまいとは。
煙草の神は(あるいは女神は)まだ私を手放さないのか。
もちろんあなたも・・
癒しタイム 80分間