こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。
8月も後半ですが、まだしばらく、暑さは続くようです。
夏はエアコンの効いた部屋にいても喉が渇くので、
食事時以外にもこまめに水分を摂るよう気をつけています。
私は朝晩、毎日グラス一杯の水を飲む習慣があるのですが、
5月の転居以降、浄水器を用意しておらず、普通の水道水です。
水道水は水道法により、1リットル中0.1mg以上の塩素を
含むことが定められています。
上限は定められていないため、実際に含まれる量は
地域によって異なります。
都会の水道水はとても飲めないと聞きます。
以前、東京を訪れた際には私も飲料水を飲みましたが、
高知の水道水は飲めないほどではありません。
しかし、やはり美味しいものでもありません。
水道水中の残留塩素をはかる機器としては、
「残留塩素チェッカー(残留塩素計)」があります。
残留塩素は、生体に様々な影響を与えます。
人間なら、肌の乾燥、アトピーや手荒れの原因になったり、
髪のキューティクルを痛めるとも言われます。
また、人の健康に問題がない塩素濃度でも、
魚や植物に対しては、人体よりも大きな影響が予想されます。
しかし必要がなければ、水道水に塩素は入っていません。
1800年代の日本では、コレラや腸チフスなどが大流行しました。
水は大規模感染症の可能性を多く含んでいます。
水道水に含まれている塩素は、ほぼすべての細菌に対して
有効なため、一定以上を含むことが規定されているのです。
大勢が利用するプールでも、特に感染症の対策が重要です。
水中の塩素は減っていくため、時々塩素濃度をはかって
調整している様子を見たことがあるのではないでしょうか。
塩素が必須のため、飲む前、使う前の除去が最適です。
お湯をしばらく沸かす、浄水器を使う、などの手段があります。
植物への水や魚の水槽用の水は、汲み置きをしたりもします。
人間にとっては微量とされる塩素でも、植物や身体の小さな魚では、
大きな影響となる可能性があります。
対策をした後も、どれだけの効果があるのか知るために、
残留塩素チェッカーでの計測がおすすめです。
当店に掲載している残留塩素チェッカーは微量の塩素も感知する、
ご家庭向けの水道水専用です。
測定範囲が0~0.4mg/Lとなっています。
この他にも、測定範囲が0~2.0mg/Lと本格的な製品もございます。
掲載できておりませんので、詳しくは当店へお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
TEL:088-803-6232
FAX:088-883-6275
はかりの三和屋 お問い合わせフォーム
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《参考サイト》
残留塩素の影響について
→株式会社キャプテンさん「残留塩素はどこまで影響する?」
塩素の必要性について
→鈴研株式会社さん「なぜ水中に残留している塩素濃度が重要なのか?」