2019年3月21日の深夜
イチロー選手は、現役引退を発表されました。
ファンにとっては寝耳に水でした。
私も、この日は深夜過ぎまでも起きていて、イチロー選手の記者会見を最後まで見ました。
記者会見を見ていて、私は「どうして急に引退されたのだろう?」
という疑問が沸き上がりました。
イチロー選手の紫微斗数の命盤が保存されていたので観ることにしました。
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イチロー選手の現在の大限(10年ごとの運勢)は昨年2018年から新しい大限になりました。
この新しい大限で何が辛いのか観ますと、一番は精神面です。
次いで健康面(体調)です。その他には、奴僕宮と父母宮です。
奴僕宮はファンも含め、同僚とも云えるでしょう。
父母宮は、やはりオーナーであったり、監督といった存在ではないでしょうか。
でも仕事運は良い状態です。
では、この大限の昨年からの年運を観て観ます。
やはり精神面を表わす福徳宮が昨年から凶に変わりました。
その前の大限での年運では、2016年には凶に成っていましたが、大限の福徳宮はそれほどに悪く無いので、やはり新しい大限(2018年から)の福徳宮の凶意が重なり、辛く成り始めたのかなと思います。
その精神面での低運の理由は何かと調べてみると、健康(体力、体調)が昨年はまだ良かったですが、今年に入ってかなり低運気になっています。
もしかして「もう限界かな・・・」と内心思われたのか、どうかですね。
奴僕宮もこれまでの20年間が辛いのは、やはりファンからの期待もプレッシャーになっていたのでしょうか。
では、これからどんな人生を歩まれるのか気に成ります。
大限での運気から推測すると精神面では、好転して行くということは、何かご本人にとって楽しいことが始まるのかも知れません。
特に、65歳から好調なので、インタビューの中で言っていた「草野球のような、楽しんでやれる野球に関わりたい」という事かも知れません。
その準備が、引退後の10年間なのかも知れません。
晩年の健康運は、それほど低運気ではないので、元気に活躍されると感じます。
健康運は、むしろ若い時期の20歳代~40歳代が低運気でしたので、無理をしたら怪我、故障も有り得る期間だったと思います。
イチロー選手がインタビューの中で言っていた「現役時代でずっと我慢してきたことは、もっと自分の身体に課題を課したい」ことだったと云うようなことを言われていました。
本当は、もっと無理をしてでも結果を出したかったけれど、ずっと我慢してきた、そんな事を言われていました。
きっと無理をしたら怪我や故障を起こすことを察知していたのかも知れません。
つまり体力的に無理の出来ない状態を知っていたのかも知れません。
敢えてホームランには挑戦せずに、小技を使い分けて塁に出ることを優先してきたのでしょうね。
また、会見の中で「アメリカの野球は、頭を使わなくても出来る野球になってしまった」と、「日本の野球は頭を使って、楽しめる野球に成って欲しい」とも言っていました。
イチロー選手の想いとは違う方向に、向かい始めてしまった野球界にも、失望されたのかも知れません。
イチロー選手の命盤の「生年四化」と「来因宮」などを観察すると、前世からの課題は、奴僕宮のことですね、つまりファンや人々との関わり合いがテーマなのですね。
欽天四化では、この奴僕宮は「破格」ですけど、これはそれだけ越えなければ成らないものが有ることを意味しています。
「破格」だから、これを壊れていると諦めるのは逆で、良くありません。
このような状態で在ればあるほど超えた時には、正に「解脱」状態となり達人になれると思ってよいです。
人と関われる達人です。神様のような存在になれると思ってよいです。一般的には「破格」といって諦める方が多いですけど。そこを超えることに大きな意味があります。
夫妻宮に【化権】ですから、奥様の存在は非常に大きな意味があります。
子女宮の【化忌】も大きな意味があります。
すでに奥様の献身的な尽力は広く知られていますが、子供さんが居なかったことも、それに大きく貢献しています。
元々、「子女宮」の【化忌】は子供が出来難いのです。
もし、子供さんが出来ていたのなら、奥様はイチロー選手のことなど構っていられなかったかも知れません。
「子女宮」の【化忌】は、子供が生まれれば、常に放っては置けない子供さんが生まれる確率が高いからです。
つまり養育に、常に手間暇の係る子供さんが生まれ、お母さんもお父さんも他の事が出来ない、とう云うような意味合いです。
でも、子女宮は「育てる、導く、指導、教える」宮ですから、イチロー選手が会見の中で言っていた、「草野球」に関われば、それはそれは熱心に関わるでしょう。
【化忌】は「囚われる、執着する、粘着する」ですから、熱心な指導者になり、「頭を使う面白い楽しい野球」を実践すると思います。引退後には、そのような人生を歩まれるのかも知れません。
財帛宮の【化科】は、お金の管理が緩くなりやすいので、「草野球」の育成に没頭する時には、蓄えた財を支援に回すかも知れません。
奴僕宮は「来因宮」ですから、人との関わり合いが大きなテーマです。この奴僕宮に【化禄】が有るので、本来は人との良縁が備わっていることになります。でも「破格」ですが、これは逆に大きな成功へ反転できると云えます。
今後のイチロー選手の「楽しい野球」に大いに期待しています。
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