ホルニッセを製作中、心が折れる事件が起き(詳しくは、ホルニッセの製作日誌を見てください)、気分転換のため以前製作したSdkfz250/9 デマーグを展示するためのジオラマベースを作ってみます。
キューベルワーゲンやデマーグは戦車と比べると小さく地味なので、ジオラマにしたほうが見栄えがします…。
というのは建前で、ホントは戦車でもジオラマにしたいと思うのですが、戦車が大きい分ジオラマベースも大きくなり、じゃまになるので場所をとるのでやらないだけです。
ま、そのうち気が向いたら1両くらいはやってもいいかなと。(色々とプランはあるんですが)
以前から私がよく参考にしているのは、ジオラマモデラー吉岡和哉さんの「アドバンスド グランドワークス」です。
私のような、ど素人ホリデーモデラーには大変参考になる本です。
さて設定は、1944年8月のノルマンディ戦ファレーズポケットでの偵察任務中のデマーグということにします。
①グーグルアースでフランスのファレーズ近郊をウロウロ徘徊しながら、製作するイメージを決めます。
②スタイロフォームを削って大まかな地形を作り、木工用ボンドを塗った上から石塑粘土を貼り付けます。
ここで注意するのが、粘土を一気に全部貼ると乾燥収縮のためスタイロフォームが反りかえるので、数ブロック毎に分けて貼っていくか、スタイロフォームに切れ込みを入れておく必要があります。
②十分に乾燥させたら、道端で拾ってきた数ミリの砂利や使い捨てカイロの中身を水で薄めた木工ボンドで固定します。
③固定できたら、地面のベースになる色(デザートイエロー)で着色し、乾いたらモデリングペースト(オーカーイエロー)を塗り、目の細かいスポンジで表面を叩きながら地表面を作ります。
④ペーストが乾いたら撒いた石をグレー系で着色し、溶剤で薄めたウェザリングカラー(サンディウォッシュ)を全体に塗って、土埃が載っている感じに仕上げます。
これで地面は完成です。
一見、めんどくさそうな感じですが、先の資料を参考にすると意外と楽にできます。
次回は、草とか木を植えていきます。
数日したらメルカリで買ったホルニッセが届くので、そちらが先かな。