満月、新月には、必ずと言って良い程身の内にある負の感情の浄化が起こり「これでもか」と言う程に苦しめられる。
私には、過去世修復後も憎しみの感情が巣くっていた事がわかった。
殺された際に抱いた憎しみ。
既に殺されなかった事へと修復され、
背後で操る魔は、ロザリオという聖母への祈りの鎖で捕まり連れ去られるビジョンを見ていた。
又、私を殺した兵士達が捕まり、連行される姿を過去世の夫と共に人だかりの中で見ているビジョンも見た。
殺されずに生きた私は、夫と共に幸せに暮らした事になっていた。
何が駄目だったのか、何故憎しみが残っているのか、それにフォーカされた。
過去世の私の魂が癒されていなかった。
私は自分の内心に向き合い、自分で自分の魂を癒し「死んではいない。幸せに暮らせたのだ」と繰り返し納得させた。
すると、裏切り者として夫を憎しみ続けた思いから解放され、また現世のツインレイを許す事ができた。同時に憎しみから解放された私は、体まで軽くなった。
只これではまだ不十分だった。
この過去世に影響されない様に、過去世事態を手放し卒業する事。
そして、過去世に立脚したツインレイを手放す事。
これは、私がメンタ―と勝手に思う人の言葉が思い出されたからだった。
「過去世にコントロールされたツインレイであってはならない」
ここまで来るのには、怒りや葛藤もあって時間が掛かった。
私達は次の世界の扉の前にもすでにたどり着いていた。
「やっとたどり着いた、何度も何度も繰り返し挑戦してきて、来世があってももう嫌だと思っていた。やっと開いた」
そう言うレイの言葉が聞こえた。
それなのに・・・・。
「私は、過去世に立脚したツインレイの奴隷を止めます。」
過去世に振り回され過ぎた関係だった。
そう宣言すると、自分が軽くなり覚醒を手助けしてくれた写し鏡であるレイに感謝し、手放す事が出来た。
不思議と、長年に渡って苦しめられた母についても感謝する思いが沸いてきた。
老人ホ―ムに移って距離を置けた事が幸いし、漸くこの思いに到達できた。母を障害と思う気持ちが私の身を重くしていたのかも知れない。
負の隠れた感情の浄化の日々。
本当に、憎しみや嫌悪感から解放された気持ち。
次の世界の扉を前にして、過去世にコントロールされたツインレイを手放し、私自身・・・どう生きていけるのか解らない。