kugachanは、以前、違うブログを利用していました。
そこで知り合った方々は、皆良い人で、オフ会もちょくちょくしていました。
ただ、1人、いつ体調が崩れるか判らない人が居ましたので、出来るだけその人の住んでる県へと足を運びました。
その人はkugachanより、結構年上なんですけどね、当時「yamachan」と呼ばれていたのですが、良く電話してきては「yamachan聞いてよ~」と電話口で泣きながら話していました。
最初にその人が住んでいる県へ行った時、1週間とロングで宿泊も取っていました。
いつ、体調が悪くなるか判らないので。
それでも、kugachanは苦痛ではありませんでした。
1週間の内、半分くらい遊べたと思います。
ニコニコ笑ってくれるのが嬉しかった。
体調の良い日には、隣の県(生まれ故郷)まで連れて行ってくれた事もあります。
その時には、後から来たネッ友さんも一緒に(*^▽^*)
毎年・・・イヤ、半年に1度は行っていたかも知れません。
友達を笑わす為に、下着を見ては「何やここ、乳ウシばっかりかいな!!」と大きな声で言ったりして、笑わせたり、カラオケでコスプレの衣装を借りて写真を撮ったり、目いっぱい笑ってくれていました。
カラオケが大好きと言う事で、カラオケは何度か行きましたねぇ・・・。
それから、入院(2度と生きては出られない)したと聞き、病院へお見舞いに行きました。
この頃は、車いすは必要だけど、まだまだ元気だったんですよね。
そして、kugachanの誕生日目前のある日、彼氏さんから「持って1週間だって言われた」と聞き、居てもたっても居られなくて、財布の入っている鞄を鷲掴みにして、新幹線に飛び乗りました。
新幹線から、その彼氏に「今新幹線に居る、着いたら連絡する。」と言って、着いてからの病院の最寄り駅まで彼氏さんが迎えにきてくれた。
雨の日だった。
もう、声を掛けても返事も無く、手を握っても握り返す力も無く、ただ、眠っていた。
kugachanは彼氏さんと並んでの写真を撮ったり、本人の写真を撮ったりした。
kugachan 「明後日、誕生日やねん。一緒に行こな。」
近くのネカフェに泊まり、朝早くに病院へ行き「一緒にUSJ行くんやで。」「また、会おうな!!」と、手を取り言った。
そうして帰途に着き、次ぎの日には写真と共にUSJへ行った。
アチコチ、沢山写真を撮っては送った。
「〇〇さんに見せてあげて」と・・・。
そして、kugachanの誕生日の次の日、彼女は逝ってしまった。
一緒にUSJを楽しんでくれただろうか・・・。
むこうでも、楽しくやっているだろうか・・・。
kugachanの誕生日の次の日にはしょっちゅう思いを馳せてしまいます。
1度だけ、娘さんに墓参りに連れて行ってもらった事があります。
お墓には到底似合わない、向日葵の花束を持って。
だって、あの人には向日葵が似合うのです。
泣き虫でした、けど、その分沢山笑っていました。
余命を告げられても、そこから10年がんばりました。
そろそろ、また、大輪の向日葵を持ってお墓参りに行きたいと思います
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