おにさん家(水島RFCと岡山JrRSとときどきおにさん)

水島RFCの連絡*報告とコーチを務める岡山JrRS(非公式)とときどきおにさんの日記をお贈りします

バックス編

2010-09-30 22:03:56 | ラグビー
昨日のフォワード編に続き本日は、バックス編です



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■華麗なる猛獣使い【スクラムハーフ】(SH=9番)
 15人中最も小柄だが最も俊敏、最も敏捷性に優れた選手がこなし、かつ試合中に最もボールに触れる機会が多いポジション。
 前を向けば、体の大きい「猛獣」FWがおり、後ろを見れば生きたボールを求めているBKがいる。そのFWとBKの中継役、潤滑油の役割を担う。
 主な仕事は、
・FWに的確な指示を与える。(コーリング)
・BKにボールを供給する。(パス)
・スタンドオフ(SO)と共にゲームを組み立てる。(ゲームコントロール)
もちろんタックル、キックなどの基礎技術も役割だ。
 スクラムハーフの判断一つで、ゲームが大きく変わる。SOにパスするのか、自分で走って抜くのか、それともキックするのか。左に攻める? 右に攻める? FWにパス? BKにパス? など、相手と味方の陣形、状況を瞬時に見極め、最も最適なオプションを選択しなければならない。
 攻める方向を間違えたり、パスすればチャンスだったのにキックしてしまったり、一つ一つのプレーが試合を決めるといっても過言ではない。冒頭述べている通り、スクラムハーフは小柄な選手のポジションという概念があったが、近年ワールドクラスでは「9人目のFW」として、大きい選手もこなすポジションとされている。
 正確で素早い判断力とフットワークが求められているこのポジションは、設計士、パイロットが向いている。



■ゲームを支配する司令塔【スタンドオフ】(SO=10番)
 どんなピンチな状況でも常に沈着冷静で、試合に勝つためにゲームをコントロールする「司令塔」である。サッカーでいえば、中村俊輔や小笠原満男などの攻撃的MFが該当する。ゲームメーカーであるが、選手によって様々なタイプがある。
 キックを得意とし、キックを主体としたゲームメイクをするSO、BKラインへどんどんボールを回し、展開プレーを主体としたSO、味方も敵もあっと驚くような意外性のあるプレーを得意とし、変幻自在のプレーをするSOなど。
 SOがボールを持った時、様々なオプションの選択肢が生まれる。パスすべきか、キックで陣地を稼ぐべきか、自分で攻めるべきか。前述のスクラムハーフと同様に、正確かつ素早い状況判断力、そしてBKラインをいかすラインコントロール力が問われる。
 雨天時はボールがすべるため、キック主体のゲームメイク、FW戦で劣っている場合、FW戦を避けBKで勝負するようなゲームメイク、相手の弱い部分を突いていくようなゲームメイクなど、天候や相性、コンディショニングなど全ての状況、情報を把握し、ゲームを組み立てていかなければならない。
 オーケストラの指揮者、脚本家、映画監督等が向いている?



■チーム最速の「両翼」【ウイング】(WTB=11、14番)
 観客を魅了する「走り」を披露し、トライを量産するポジション。「ボールを持ったら走る」というわかりやすい役目。走ることはどのポジションにも共通するが、ウイングがボールを持って走る=トライに直結するシチュエーションが多い。
 昔はウイングはBKラインの一番大外に構え、ボールが自分のもとへ回ってくるのを待つことが主流だったが、近代ラグビーでのウイングはトライのチャンス時に走るのみならず、自らFWの周辺に突っ込みポイントを作ったり、時にはSOの位置に入ってBKラインをコントロールしたり、様々な役目が要求されている。
 ウイングは11番、14番と2人いるが、それぞれ特徴がある。例えば、11番はコンタクトプレーが強く、ポイントの起点となることが多い、14番はチーム1のスピードスターでフィニッシャーが多いなど、左右異なる選手が起用される。
 ウイングがボールを持った時、ゲームが動くこと必至である。政治家や教師が向いているかも。



■体を張り続ける「ファイター」【センター】(CTB=12、13番)
 ラグビーは、特にBKは、相手との間合いの取り方で、勝負が8割決まるといわれる。このセンターは、全ポジション中最も勇気のいるポジションであろう。相手センターと自分の距離はとても離れており、トップスピードでぶつかり合う。
 ディフェンスでも、ただやみくもに対面(トイメン)にタックルするのみならず、場合によってFWを止めるようなディフェンス力が求められる。
 インサイドセンター、アウトサイドセンターと呼ばれており、インサイドセンターは第2のSOと呼ばれるほど状況判断、パス能力に優れ、アウトサイドセンターは突破やインパクトプレー、そしてウイングへのラストパスが主である。
 個性あふれる性格の選手が多いことから、俳優、新聞記者、レポーターなどが向いている。



■チームの守護神【フルバック】(FB=15番)
 敵からのキックは全て対処し、抜けてきた相手を「最後の砦」として一発必中のタックルで倒す、また攻撃では相手ディフェンスのギャップを突くランニング、切れ味鋭いカウンターアタックでチャンスを作る。走ってよし守ってよし。そんなチームの守護神である。
 最後尾に位置するため、チームで一番、試合の状況や各選手のポジショニング、相手の陣形をみて弱い部分を把握することが重要で、チームを後ろから鼓舞する。
 孤独ながらも、きっちりとした仕事をこなすこのポジションの職業適性は、フリーライター、GK(ゴールキーパー)。



■最後に
 FWとBKの違いを端的に言えば、「密着度」だろう。FWはスクラムやラック、モールなどプレー自体が常に「密着」しているのに対して、BKはパスやランにより相手を抜くことから、むしろ離れている。
 FWの選手とBKの選手というのは、体型や役割も全く違うため、ラグビーに対する価値観も異なる。著者のラグビー人生を振り返ると、そのせいか、ふだんからFW同士、BK同士で行動する場面がよく見られた。もちろん、試合に勝つという目的はみな一緒である。


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要は、ラグビーには色々なポジションがあり色々なタイプの人が集まって、それぞれの役割をきっちりとこなし、勝利という目的に向かってみんなが一つになる(なれる)素晴らしいスポーツだということです


と、おにさんは思っています

フォワード編

2010-09-29 21:05:42 | ラグビー
あるコラムを読んでいたところ、以下のような記事が載っていました


読んでみると何となく共感出来るところもあり、面白いです。今回は、FW編ですが、次回BK編をUPします



自分の性格と合っているかな


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今回は、1番~8番までのフォワード(FW)のポジションの特徴について、著者の独断で紹介したいと思う。性格のタイプや職業適性も占ってみた。あくまで主観なので、そのあたりはお許しいただきたい。



■縁の下の力持ち【プロップ】(PR=1、3番)
 「縁の下の力持ち」という言葉が絶妙にマッチするこのポジション。そして、なぜ縁の下なのか。それはボールを持って走る事が極めて少ないながらも、スクラムを最前列で支え、チームの土台を担っているからである。
 ラグビーを初めて観戦する人は、恐らく最後までプロップの存在に気づかないでノーサイドを迎えることであろう。しかし、プロップが総体重約2トンのスクラムを支えるもしくは押し込むことにより、バックスは安心して攻撃を仕掛けられるし、ラインアウトではジャンパーを怪力で持ち上げるリフターとしての役(えてしてラインアウトの主役はスローワーとジャンパーになりがち)という目立たぬが、チームにとって非常に大きな貢献をもたらしている。
 プロップにしかわからない相手との駆け引きもあり、一種独特の世界観がプロップ界にはある。合宿等では、なぜかどこのチームも必ずプロップ同士でつるむ行動パターンが共通項である。
 巨体でいかついが、そんな苦しい思いをしているせいか、私生活や仕事でも我慢強く、とても人情深いような気がする。彼氏、夫にするには最適なタイプかもしれない。



■スクラムリーダーの自由人【フッカー】(HO=2番)
 両プロップに挟まれる格好で、スクラムの中心を担うフッカー。スクラムのまとめ役であると同時に、スクラムハーフ(9番)がスクラムに入れたボールを後方にかきだす(フッキング)役目を担う。
 スクラムにかかる負荷は、プロップほどではなく、比較的スクラム時以外は自由に動ける。また、ラインアウトでのボールを投げ入れる役目(スローワー)も担っており、走れると同時に器用さが求められる。
 プロップはどちらかというと泥臭いイメージがあるが、フッカーは漂々とさわやかなイメージ(自称)だ。自由気ままな人間性を持ち合わせた選手に向くポジション。画家やイラストレーターなど感性が強い職業に通じるものがあるかもしれない。



■飛ぶ、走る、あたる、寡黙で豪快なナイスガイ【ロック】(LO=4、5番)
 ラグビーのポジション中、最も多くの仕事が求められるポジション、それがロック。見せ場はいきなりキックオフからやってくる。
 キックオフのボールをジャンプ一番キャッチ、そして激しくあたる。ある時はモールの核に。ある時はラインアウトでジャンパーとしてキャッチ。ある時はボールを持ちダンプカーの如く相手に激しくぶちあたり、またある時はキックも蹴る。基本的にチーム一大きい選手のポジションとして確立されている。一方大きいだけではなく、近代ラグビーにおいては機動力、豊富な仕事量も必要とされている。
 体力の消耗も激しく、様々なパフォーマンスを要求されるが、黙々と多くの仕事をこなす寡黙で豪快なナイスガイ。お客に怒鳴られれば大きな体で低姿勢で謝り、上司に嫌味を言われても何をされても耐え、与えられた仕事を黙々と、きちんとこなす。営業マン(車のディーラー)が向いている?



■グラウンド上の狩人【フランカー】(FL=6、7番)
 ひとことで言うと、チーム1タックルをする、というより、しなければならないポジション。このポジションの選手の動き次第で、チーム力が1にも10にもなると言っても過言ではない。相手とボールの争奪戦を繰り広げたと思いきや、次の瞬間には味方のサポートへ。そして相手がボールを持てば矢のようなタックルで突き刺さると同時にボールを奪う。チームの足回り的な役を担う。トライの起点となるプレーには絶えず絡み、ピンチを防ぐ際は一番最初にタックルする。
 タックルが生きがいというプレイヤーも多く、狙った相手を必ず仕留める姿は狩人を想像させる。タックル、ボール争奪戦のためにラックの下敷きになったり、トライの起点となるリンクプレーが多いことからも決して派手なポジションではないが、チームの勝利のため、泥臭くひたむきにプレーする。
 サポート役が多い事からも、社長を際立たせる重要な執事もしくは秘書が適職か。



■チームの大黒柱、頼れるリーダー【ナンバーエイト】(No.8=8番)
 チーム一優れた万能アスリートがこなすポジションとさえ言われている。スクラムを最後方でまとめあげ、FW全体をコントロールすることから、キャプテンやリーダーが多いといわれるこのポジション。攻撃ではサイド攻撃から相手をふっ飛ばし、防御では相手を必殺のタックルで仕留める。
 FWの選手の中で、最もコンタクトプレーが強い選手をおくことが主流であり、そういった観点から、このポジションは(トップリーグでは)外国人選手が多いのも特徴。
 自らボールをもつことが多く、強い体躯、大きな体を活かし突破し、チャンスを切り開く。前述のフランカーが、このナンバーエイトの突破をフォローするイメージ。突破だけでなく、バックスとの連携も多いため、パスの技術も求められる。
 進んで物事を切り開いたり、優れたリーダーシップを発揮し、組織をぐいぐい引っ張ることができるという観点から、会社の経営者に向いている。IT系よりも、飲食業か?



■<まとめ>フォワードとは
 このポジションは基本的に痛いプレーが主である。密集でレフリーに見えないところで相手に殴られたり蹴られたり踏まれたり。ボール争奪戦ではもの凄い勢

3日の試合よろしく!

2010-09-28 23:55:17 | ラグビー
3日は、水島RFCから瀬戸クラブさんへ前回のお返しに数名が助っ人参加します


参加される方よろしくお願いします



本当ならばおにさんも行かなければいけなけないのですが、あいにくスクールが四国で試合があり同行するため参加出来ません



当日の予定は、以下の通りです。不都合が生じた際はおにさんまで連絡してください


10/3 13:40KO
美作人工芝
vs ブルズノット




10月17日にも瀬戸クラブさん試合がありますので、もし要請があればその際もよろしく願います

合同練習会

2010-09-27 23:19:53 | ラグビー
昨日岡山(岡山RS、美作RS)・広島(鯉城RS、福山RS、崇徳中)の合同練習会を美作ラグビー場で行われました


ゲーム形式でメンバーを入れ替えながら2、3年生が全員



中国選抜に選ばれるかどうかの大事な練習会です。この後もまだあります都合をつけ参加を




ところで、レフリーをやっていたおにさんの感じたことを少々



①岡山の選手は声が聞こえない(指示の声を出しているが小さく聞こえない)

②モール・ラックでのオフサイドの意識が薄い(立ち位置が既にオフサイド:レフリーによっては注意なしでペナルティ)

③ラックの中でのピックアップ(自分が立っていてもラックの中で下にあるボールを拾い上げては×)

④モール・ラックから出た(こぼれた)ボールへの働きかけが遅い(ボールを見ていない?)

⑤FWのポストからの出が遅い。最後まで追っていない

⑥FWは、前回の練習会に比べ前へ進もうという気迫が感じられなかった(圧力がなかった)

⑦タックル後のゲートは練習の成果もあり、意識出来ていたようです

⑧ラックで立ってプレーする意識は岡山の選手の方が高いか?

⑨練習の時点から自分達が引っ張って行く気持ちを(特にFW:ラインアウト他でも広島のやり方になってしまうぞ)

⑩何より自分は選ばれたい。試合に出たいと強く思い自分らしさを出すこと




来週は、岡山選抜として四国で試合です。貴重な試合経験になると思います。上記のことを意識して戦ってみてください

誰か教えて!

2010-09-25 21:15:03 | 日記
先ほどTVでやっていたプロボクシングWBA世界フライ級選手権「亀田大毅×坂田健史」戦



結果は、3-0の判定で亀田選手が初防衛を果たしました




そこで、贈られた勝利者賞に「紀州梅干し一年分」



かみさんと考えていたのですが、どれくらいかよく分かりません?




しょうもないことですが、何か気になって。。。



どなたか分かりませんか?