ボトルアクアリウムで育てられる水草は種類が限られるので シダ コケをメインにしてみたり 目立つ流木を入れてみたり 砂利を斜めにしてみたりといろいろ工夫をするのですが 何個か作ると瓶の形が違うだけで同じような景色のボトルアクアリウムになりがちです。
水草をいろいろ試してはいるのですが ボトルアクアリウム関連サイトで 育つと紹介されている水草でもうちでは育たない水草もあり 長期維持できる水草はそれほど多くはありません。
冬季でも20℃を保てる場所に置いているボトルでは 小苗を入手するのは難しいのですがスイレンの仲間のタイガーロータスは葉のサイズは極少ですがボトルでも維持できています。
ここからが本題です…
ボトルアクアリウム関連のサイトでは紹介されていない(…と思う) ボトルでも問題なく育てられる水草があります。ナヤス(ナヤス・ミクロドン)という水草です。
透明感のある細長い葉が魅力の有茎草で 多少暗くても肥料が少なくても枯れにくく 水に沈むので植えやすい! ボトルにたくさん植え込んでも枯れず 小さな瓶でもそれなりに育つ ボトルアクアリウムにもってこいの水草です。
でも この水草はショップではあまり販売されていません。
茎がちょっとしたことでポリポリ折れ バラバラになって水中を漂い あちこちで勝手に育ち始め CO2を添加している水槽では爆発的に雑草のように育ってしまうので 水草水槽では邪魔者扱いなのです。
…なので 簡単に折れてしまうという特徴が水草として扱いにくく あまり流通していません。
うちにあるナヤスは ヤマトヌマエビを買ったときに 足がかり としてビニール袋に入っていた小苗から育てました。
通販でも入手できるようですが 輸送途中の振動などで届いた頃にはバラバラにちぎれているかも知れません でも一節からでも新芽が出てくるほど丈夫な水草なので枯れずに復活するはずです。
過去に一度 卵生メダカの専門店でこの水草を買った覚えがあります。 水草にとっては条件が悪い卵生メダカの飼育水槽でも枯れない数少ない水草のひとつなので卵生メダカの専門店では販売されていることがあります。
当時 うちの水草水槽でも だんだんと邪魔になって育てるのをやめてしまい その後この水草のことをすっかり忘れていました。
茎が折れるのにさえ気をつければ丈夫な水草なのでボトルに密植しても軸だけにならずにきれいに育ちます。 新芽のうちは多少柔軟性があるので やわらかそうな部分を集めて使うと植えやすいでしょう。
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