うしおととら
1990年6号~1996年45号連載 / 週刊サンデー
自宅の蔵の中で、獣の槍によって磔にされていた大妖怪を解放してしまった潮が、字伏改めとらと共に、様々な妖怪との戦いを繰り広げていく物語。
蒼月潮と獣の槍、とらとの出会い、白面の者との戦いは全くの偶然によるものと思われていたが、物語が進むにつれて、それぞれの深い関わりや宿命が明らかになっていく。
数多くの登場人物とエピソードが、終盤に向けて一つに収束していくダイナミズムと、人間と妖怪を超えた深い絆など、作品の根底に限りない人間愛が力強く流れる名作。
編集後記
躍動感溢れる大迫力の戦闘シーンと、感情を揺さぶる人間ドラマが絶妙のバランスで活き活きと描かれる独特の世界観に大ハマり!
シリアスな時のとらとコミカルな時のとらのギャップも面白くて、シリアスさとコミカルさのバランスもまた絶妙な作品でした――。
【記事引用】 「Wikipedia」
【画像引用】 「うしおととら全集」 「うしおととら/藤田和日郎/小学館」