元町・ベイエリアの夜景
函館といえば函館山からの夜景が有名ですが、元町やベリエリアのライトアップされた建物も素敵ということで、撮影写真を紹介します――。
ベイエリア
【金森赤レンガ倉庫群】
函館ベイエリアには有名な金森赤レンガ倉庫群があり、石畳と赤レンガの雰囲気が情緒のある景観を作り出しています。
明治時代から倉庫として使われ、積み重ねた歴史が感じられる場所で、ショッピングモールなどに生まれ変わった倉庫もあり、今や函館を代表する観光スポットの1つ。
【西波止場周辺】
金森赤レンガ倉庫群以外にも、お土産屋やレストランのある西波止場や観光遊覧船ブルームーンもライトアップも観光客の目を楽しませてくれます。
ブルームーンは函館湾を一周する観光遊覧船で、昼と夜の2つの顔を持つベイエリアを海の上から眺めることができます。
また、はこだて西波止場美術館は日中はテディベアショップになっていますが、夜になると熊の形をイメージしたライトアップを見ることができます。
元町エリア
【八幡坂】
函館山からの夜景に並んでビュースポットとして紹介されることが多い坂道。かつてこの坂を登り切ったところに箱館八幡宮があったとされ、名の由来となっています。
【元町公園】
明治から昭和25年まで、箱館奉行所や開拓使が置かれ、北海道・道南の行政の中心だった場所。
公園奥にある復元した旧函館支庁庁舎の洋館を函館写真歴史館として利用し、古いレンガ造りの函館支庁書籍庫が建ち並ぶ。基坂から函館港の眺めが素晴らしい。
【ハリストス正教会】
初代の復活聖堂は1860年(安政6)に建立されましたが1907年(明治40)に焼失。1916年(大正5)に現復活聖堂が建立・成聖されました。
1983年、大正時代の建造物としては全国で二番目に国の重要文化財に指定され、1988年に3年余の大修復工事によって当初の姿に復元されました。
【カトリック元町教会】
最初の木造の教会堂は1877(明治10)年創建。
現在の建物は1924(大正13)年に再建。大聖堂内の豪華な祭壇はローマ法王から贈られたもの。元町の代表的風景、教会群の一角を占めます。
【聖ヨハネ教会】
1874年(明治7年)にイギリスの宣教師デニングが函館で伝道を始め、その4年後に英国正公会の日本教会として聖堂が建てられました。
【旧函館区公会堂】
函館港を見下ろす高台に建つ公会堂は、明治43年(1910年)に建てられた左右対称のコロニアルスタイルとブルーグレーとイエローの色が特徴的な建物。
当時としては最もモダンな建物であった公会堂は、今なお基坂の下から見上げる華麗な姿から、元町のランドマークと呼ばれています。
編集後期
函館駅から徒歩15分ほどの所にある元町・ベイエリア。
この辺りの建物のほとんどがライトアップされていて、特にベイエリアは赤レンガ倉庫の存在によって、歴史情緒溢れる温かさを感じる場所になっています。
また、元町にある教会や函館区公会堂は、ライトアップされることによってその重厚で壮麗な存在感がより増していて、見るものを魅了します――。
【記事引用】「夜景を見に行かNight」「街ログ」「hakobura」「はこなび」
「カトリック元町教会」「旧函館区公会堂」「函館聖ヨハネ教会」etc..