セルフカウンセリングで何とか起き上がることができた訳ですが、社会の厳しさは至るところに転がっていました。
公務員に落ちたのが夏、その後立ち上がる頃には秋になっていました。
他の試験も受けましたが見事全滅。
一般企業を受ける決心をします。
採用時期は過ぎ、既卒で空白の期間ありの
職歴なし…
文字にしただけでも絶望的な私の状況。
大学生活が輝いていた分、その差は一目瞭然です。
当然就活は難航します。
私の大学時代の実績なんて、既卒の就活には必要ないことだと悟ります。
私は大学時代を「過去の栄光」と呼ぶようになりました。
キャリアアドバイザーと話しても、まるで新人の練習台にされてるようなあまり的を得ない感じにモヤモヤ。
極めつけは紹介できる仕事はないでした。
最後に転がりこんだハローワークで、何とか正社員の仕事(IT系)を紹介してもらいます。
ひとまず社会人になれたものの、結局は新たな波乱の幕開けでした。
私はこの新卒と既卒の壁を社会人になる洗礼として全身で感じました。
新卒と既卒…たった1年の差でこれほどまでに突き落とされることに正直疑問を感じてしまいます。
しかし、訳のわからない経歴の既卒を採るより、新卒を採る方が何倍もリスクがないし、安心できるという考えも同意できます。
沼の中に落ちている砂金をわざわざ探す人なんていないでしょうから。
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