幸せな無職の日常

27歳にして4度目の無職。
現在腰のヘルニア療養中…
自称「歩く波乱」の私が、人生を振り返りながら自分を見つめ直すブログ

誰かにとって最悪な人生は誰かにとって最高の人生

2020-12-20 00:03:35 | 幸せな無職の日常
ふと思い出したことがあるのでブログを書きます。

私が大学を卒業して公務員試験の勉強をしていた頃、ひょんなことで大学に遊びに行ったことがあります。
私は学生時代、大学内でバイトしていたので、大学の後輩兼バイトの後輩たちに会いに行きました。

進路も定まらず孤独に勉強していた私の姿は、就活を控える後輩には不幸に映ったのでしょう。
悪気はなかったと思うのですが、はっきりと「同じような人生は歩みたくない」と言われてしまいました。
その当時の私には重くのしかかった言葉で、傷付いては自分が惨めに思えたものです。

進路に悩み、地に足が着かない居心地の悪さを別の友達に話したことがあります。
何もうまくいかなくて最悪な人生だと嘆いていたら、その友達からはっきりと「私から見れば十分幸せな人生だと思う」と言われました。

友達は続けて、友達も多くて、勉強も頑張って、モテて…と次々と私の良いところや楽しんでいるところを挙げていってくれました。

そこでハッとしました。友達にとって私の人生は最高だったのです。

友達が最高だと思っている人生を、他でもない自分自身が否定するなんて…そんな自分が恥ずかしくもなりました。

確かに、後輩にとっては最悪な人生なのかもしれません。でも、私の友達は最高だと思っているのです。同じ人生なのに、人によって評価はぱっくりと分かれるようです。

何をもって幸せなのかは、どこに注目するかでずいぶん変わります。

安定した仕事に就くことなのか、自由にやりたいことをやることなのか…

ついつい無い物ねだりをしてしまいがちですが、自分が持っている良いところに目を向ければ、こんなに幸せなんだと気付くことが多いです。もっと良いところを大切にしようとも思えます。

そんなことを気付かせてくれた友達に感謝しています。


余談ですが、長所と短所は表裏一体とも言われるように、どの角度から見るのか、何を基準に考えるかで印象は本当に変わります。


学生時代、発達障害について講義を受けていたとき、一般的に短所と思われている性格や性質をすべて長所に変えて考える課題がありました。

例えば、
・気が散る→好奇心旺盛
・誰にでも話しかける→人懐っこい
・落ち着きがない→元気いっぱい

と言う具合です。要は物は言いようです。ケチなのか倹約家なのかくらいの違いでしょうか。

是非みなさんにも考えてみてほしいのですが、

・自己中→
・忘れ物が多い→
・言うことを聞かない→

この辺はちょっと難しいですよね。でも、教授曰く必ず長所に変えられるそうです。

答えは1つではありません。それは、自分の価値観や物の見方が大きく反映されるからです。

みなさんなら、どう長所に変えますか?


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