ローマでの観光最終日、
国立近代美術館へ行くことにしました。
事前に、必ず行こうと考えていたわけではありませんでした。
いろいろな選択肢を提示してみて、
こちらへ行くことになりました。
雨が降っていたというのも理由のひとつでした。
ホテル周辺のバス停から乗って、
ポルタ・ピア
Porta Pia
ピア門をくぐって、
バス停、
Nomentana/regina Margherita
で下車しました。
レジーナ・マルゲリータ 通り
Viale Regina Margherita
へ移動して、
トラムの駅
V.le Regina Margherita/Nomentana
で、トラムを待ちました。
トラムは初めてでした。
停留所にすべて停車するものだと思っていたのですが、
どうやらそうともいえないのかもしれないと途中で不安に思いはじめました。
私たちが乗車していた時間帯は、
バスと違い、ガラガラでしたので、
他の乗客の状況もわかりませんでした。
降りる場所をちゃんとわかるかな、大丈夫かな、と思っていたところ、
ぐいっとカーブを曲がって、美術館の前に出ました。
ここだ!、とわかったので間違えないですみました。
美術館の前に停留所があるので、
とても便利でした。
雨でした。
ローマ国立近代美術館
Galleria Nazionale d'Arte Moderna e Contemporanea
中へ入るときに、
手荷物検査がありました。
カウンターでチケットを購入したとき、
手荷物は、ロッカーへ預けるように言われました。
10ユーロの半券。
今回の旅行で、はじめてお金を払って入場しました。
ヴァチカン博物館は、旅行前に事前にネット予約で支払っていました。
それ以外では、無料のところしか行ってませんでした。
チケットと一緒にもらったリーフレットに
主な展示作品とフロアマップがのっていたので
とても参考になりました。
4つのゾーンに分かれていました。
近代美術と
現代美術が混ざっているような展示だったように思います。
ゴッホが2作品、
モネの睡蓮、クリムト、
セザンヌ、ドガ、
モディリアーニ、
マルセル・デュシャン の泉!
ジャクソン・ポロック 、
ジョルジョ・デ・キリコ 、
モンドリアン、
いろんな作品がありました。
のんびり見学しました。
地下のコーナーへ行ったところ、
自販機が数台並んでいました。
夫が選んだのは、ホットチョコレート。
0.50ユーロ。
カップが出てきて、
ガーっとあふれるくらい注がれて、
熱くてもてないほどでした。
かき混ぜ棒もついてきました。
全く混雑しておらず、
ゆったりと見学できました。
ただ、ガラガラというわけではありませんでした。
私たちが帰るころには、入場者が増えていました。
滞在時間、2時間弱。
ソファーで休憩することも多かったので、
他の人は、こんなに長い時間はかからないと思います。
そもそも、他の人は、よっぽどの理由が無い限り、
ローマへ旅行してこの美術館へ来ることはないでしょう。
雨だったこと、
あちこち歩きまわりたくなかったこと、
ほかの広すぎる博物館へは行きたくなかったこと、
そんな理由が私たちにはありました。
ボルゲーゼ美術館 Galleria Borghese
のことは、旅行前に検討しました。
事前予約をしなければいけない、ということでしたので、
ヴァチカン博物館の方を優先して、
ボルゲーゼ美術館は選択肢から外しました。
ロッカーは、鍵をかけるだけの
シンプルなタイプでした。
帰りもトラムで帰りました。
こちらのトラムの停留所には、
自動券売機が設置してありました。
バスへ乗り換える場所を
間違えないように緊張しました。
旅行前に、トラムの路線図をプリントアウトして持って来ていたのが
とても役立ちました。
事前の準備が大切です。
はじめてのイタリア・ローマ旅行 2019年(20)ローマ国立近代美術館