カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

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オールスター中継、ひどくないですか?

2005年07月23日 13時24分54秒 | ☆提言・苦言・球界再編
普段真剣にプレーしている選手たちがお祭りに乗っかって笑顔で真っ向勝負を挑むってのはわかる。アナウンサーや解説者までが一緒にお祭りになってどうする。

まあ今年にはじまったことじゃないんですが、年々ひどくなってないか?
テレビのバラエティー番組の質がどんどんアレな方向になってるのに、野球中継までがそっちにあわせてどうする。

ていうかね、プロ野球中継のアナウンサーや解説者って、いわば重要な演出者の立場でしょ?
なのに、昨日の中継のクオリティはちょっとひどい。
(酒飲んでやってたのかな?ま、東尾修はいつもそんな感じですが…。)

本当に、ただただうるさかった。
ただただ、騒いでいた。

目の前で繰り広げられる対決に情緒的なドラマ性を持たせるための言葉を、あなたがたは選んで吐いていたのでしょうか?
また、選ぶ努力はしたのですか?
(試合中のインタビューに答えていた清原の方が、よっぽど的確なプロの言葉を選んでいた)
例えば会場の雰囲気がお祭り気分であることを的確に伝えるためには、時に言葉を挟まないという勇気も必要ですよ。

そう、プロフェッショナルには努力や勇気が必要なんですよ。

まー、ものの見事にそんな基本をまったく忘れたお祭りバンザイ感丸出しの中継にうんざりし、「副音声は球場の音のみでお送りしています」ってのがないかとリモコンをカチカチやってしまったよ。

全ての原因をさぐるに、最年長の東尾修がああだから、全体がゆるゆるになっちゃったんだろうな。
あのポジションが仮にノムさんだったら、みんなピリッてなってたはずだ。
なんだそりゃ。

野球解説者とアナウンサーの仕事が「やっつけ仕事」になっているのが野球人気低下の一因であるということを、少しは自覚して欲しい。
あなたたちは、伝えることが仕事です。

ただ、個人的に福本豊氏だけは許す。
この自論は関西圏の方にしか支持されないでしょうが、やっつけ仕事の適当具合もあのレベルに達すれば一種の芸です。

そういう意味でも、東尾修は中途半端だと思います。