「何これ? 」:無用の長物
「この臭い身体は、六十の腱で縛られ、
肉の漆喰を塗り固められ、皮膚の衣装で
身固めしている無用の長物である。」
(釈迦)
身体は、汚物の詰まった革袋の様であり、
本来廃棄してもよい代物であると言っています。
【閑話休題】:「スガノアプリ」
総額73億円 『オリンピック・パラリンピック観客等向けアプリ(仮称)』
*東京五輪・パラリンピックの新型コロナウイルス対策として、
海外からの観客向けに政府が導入を目指すスマートフォンアプリ。
*このアプリの使用により、外国人観客の14日間待機を免除するもの。
このアプリを活用(導入)すれば、入国客のワクチン接種を義務づけず
入国等が認められる事になる。
入国前から出国後までこのアプリで健康管理を行い、新型コロナウイルスの
感染拡大防止を図る事を目的としている。
運用にあたっては、外務省の電子ビザに関するシステムや
出入国在留管理庁の入管システム、厚生労働省の感染症情報管理
支援システムなど、外部のシステムとの連携が不可欠である。
開幕まで残り約五カ月と言うのに、これらのシステムとの
紐づけには、膨大で複雑な作業と時間を要する。無理でしょう。
COCOA(ココア)アプリの二の舞?
そもそも、「東京五輪・パラリンピック」の開催など
無理でしょう。
東京五輪で当初掲げられた「コンパクト」は何処へ消えたのか?
その後「復興五輪」に変わり、それもいつの間にか「人類がコロナに
打ち勝った証?」に変わっている(打ち勝ってなどいないのに)。
新型コロナで、生活を「つぶされた」方々が多いのに、
東京五輪などやっている場合ではないでしょう。
五輪などを楽しむ余裕などありません。
リーマンショック以上の経済危機の時に五輪をやるの? 何故?
開催が不確実にも係わらず、この外国人観客向けアプリを、
多額の資金(税金)をかけて開発するバカバカしさ。
そんな資金(税金)がある位なら、生活を「つぶされた」方々への
対策を強化するのが筋でしょう。
アプリの機能が不十分であった場合、五輪後に感染爆発を招く事に
なりかねない。 その時、誰が責任を取るのでしょうか?
例によって、だれも責任を取らない事が予想されます。
この様な「スガノアプリ」は、反対!
* 春きざす 光のなかに 臭いあり
2021.03.07.moai291