「一つの事を聞きていつも珍しく初めたるように
信のうえにはあるべきなり」 (蓮如上人)
*室町時代の浄土真宗の僧。浄土真宗・本願寺中興の祖。
同じことを何度も聞いたとしても、初めて聞いたように
新鮮に受け止めるべきであると言っています。
信仰とは理論ではなく、生き方であるので、
教えは一度聞いただけでは身につくはずもない。
何度も新鮮な気持ちで聞いて、自分なりに
咀嚼して理解する心掛けが必要と言うことなのでしょう。
日常生活では、お年寄りの話は、何度も同じことを
言うので、「クドイ」と言う気持ちが先行しがちです。
「初めて聞いたように新鮮に受け止めるべき」との
蓮如上人のお言葉を尊重して頂きたいものです。
「クドイ」なかにも、何か得るものがあれば、
「もうけもの」と言う柔軟な心で老人に接して
いただければ幸いです。(by Old man)
しかし話は確かに「クドイ」よな。 (この文章も…)
サングラス術後のひかり「ザ・青空」
2020.06.30 moai291