「何これ? 」:善・悪
「ただ善と悪の二つの業は、人が現世で作ったもの。
それこそは彼が自ら作ったもので、それをもって
彼は往くのである。影が形に添うように、
この二つは彼に従う。」 (釈迦)
影が己についてくるように、己についてくるものは、
日頃から自身が重ね作った行いの習癖であると教える。
【閑話休題】:新型コロナの後遺症
新型コロナにおける将来の病理学的な後遺症は、
その有無についても現時確認できていません。
しかし、病理学的後遺症ではなく、
精神的な後遺症についてはどうなのでしょうか?
人間同士のコミニケーションの阻害(症状)
のことです。
新型コロナの病理学的な症状以外の症状で、もっとも
重大な阻害要因は、やはり「人間同士のコミニケーションの阻害」
であると、私は考えています。
新型コロナの感染防御のためには、「三密を極力避けよ」と
口が酸っぱくなるくらい強調されています。
極端な言い方をすれば、人とのコミニケションは「悪」で
あるともとられかねない指摘(教育)になってしまっています。
特に、人との繫がりの重要性を教えていかなければ
ならない時期の小中学生に対し、人との接触を遮断することが
あたかも「最善」であると刷り込むことは、将来において
大きな禍根を残すことになりはしないのでしょうか?
せめて小学生位は、「三密」に拘らない学校生活を
復活すべきと思われますが、その具体的な手立ては
今はまだ、確立出来ていない様です。
例えば、新型コロナウイルス感染症が6年続くとすれば、
その年に入学した生徒は、小学校の6年間、人間同士の
コミニケーションを阻害された状況下で、小学校を卒業
してしまう事態になります。
人生で一回限りの小学生生活が…………
このコミニケーション軽視の姿勢が当たり前のことと
脳内に刷り込まれてしまう懸念があります。
こんな教育を続けて良いものなのでしょうか?
人との、まともなコミニケーションがとれない
多くのいびつな人間が形成されてしまう可能性は
否定できません。10年後、20年後の社会が不安です。
何だか「引き籠りの人」を大量生産している
様相を呈しているような気がします。
せめて小学生くらいは、”人とのコミニケションは
「善」である”という実践教育をする事が出来ないもの
でしょうか?(もう、行っているのでしょうか?)
人間が、力ずくで「新型コロナウイルス感染症」を
押さえつけようとしていること自体、無理がある様な
気がしてなりません。
新型コロナウイルス感染症は、全く持って厄介な奴です。
(人間性を、破壊する…ヤツ………)
※この内容は、科学的根拠の乏しい個人の極めて偏向した
意見ですが、単なる危惧であって欲しいものです。
* 日暮れから 一時間後の 蛍かな
2021.07.08.moai291