「何これ? 」:道の人
「身を飾っていたとしても、徳を行じ、
耐え忍びて、身をととのえて、つつしみぶかく
行いが清らかで、生きとし生けるものに対して
暴力を用いない人こそ、道の人である。」
(釈迦)
道の人とは、道理をわきまえて実践している人。
風采を問わず、利他を心がけ、つねに言葉や行いに
慎みがある人と教える。
【閑話休題】:自己本位、マル儲け、「殴り得」
「中田翔選手、日本ハムから巨人へトレード移籍」
中田君の会見でのコメントは、自分の事だけ。
暴力を振るわれた相手方に対する配慮が
微塵もないオバカなコメント。
「球団事務所での記者会見(抄)」by中田君
1,「冒頭での自らの発言」
=「今回、みなさんに迷惑をかけてしまったので、反省しています。
本人に対してもそうですし、ファンの皆さんに対しても、
裏切ってしまったということに関しては、今はすごく後悔であったり、
本当に反省しています。すいませんでした」と小学生以下のコメント。
(気になる1)
被害を受けたご本人には、別枠でお詫びすべきでしょう。
ファンへの謝罪と、被害を受けたご本人への謝罪を
一緒くたにするとは、信じられない。
それとも、別に謝罪会見を開くつもりなの?
「裏切ってしまったということに関して」のみの謝罪では
不十分でしょう。
自分の行った行為に対しての反省の弁は、何処へ行っちまったの?
2,「率直な気持ちを」と問われてー
=「本当にこうやってチャンスをいただけたということで、
その期待を絶対に裏切ってはいけないと思います。
一から自分をしっかり見つめ直して、しっかりやって
いきたいと今は思っています」とコメント。
(気になる2)
やはり、ダメだなあ~
自分の事しか考えていないことがよくわかる。
被害を与えた相手方に対する気遣いは皆無。
脳震盪などの肉体的なダメージだけでなく、
精神的なダメージも大きいはず。
3,「今後への決意は」と問われてー
=「本当に、一からやり直す気持ちと、しっかり覚悟を持って
やっていかなければならないと思っているので。
もちろん、そう簡単に信頼を取り戻すことはできないかも
しれません。
一からしっかりと自分を見つめなおして、野球人として、
人としてしっかり前に進んでいきたいなと思います」とコメント。
(気になる3)
本当に「一からやり直す気持ち」なら、”絶対這い上がって
見せますので、「二軍」又は「育成」から始めさせてください”
とでも言う位の気概は無いのでしょうか?
(全く、無い様です。)
「信頼を取り戻す」ですって?
元々君への信頼などありません。
それを言うなら、「信頼を勝ち取る様に努力する」でしょうに。
4,「巨人から声がかかったときの気持ちは」と問われてー
=「正直、本当に複雑な思いと、ありがたい気持ちが
その時は入り交じっていたので、正直はじめの時は
何も考えられなかったんですけど、今は感謝しかない
というか、本当にありがたいと思っています」とコメント。
(気になる4)
「江川」、「桑田」、「元木」、「菅野」等の選手は
巨人へ入るために「空白の一日」の盲点をついたり、
大学へ行くと見せかけて単独指名を勝ち取ったり、
浪人したりして、巨人へ苦労して入って来たのに……
これらの事例と比較しても、中田君が今回
巨人に簡単に入ったことには、何か違和感があります。
中田君の場合は、「殴り得」なのでしょうか?
背番号「10」を提示されたとしても、固辞すべきでしょう。
「今の私には、似合わない」と……
背番号「10」が泣いています。
中田君は、さっそく東京ドームで1軍の試合前練習に
合流したそうです。
笑っちゃいます。当人も笑っていた様です(無神経の極み)。
本当の反省などしていない様に、私には見えます。
原監督も、笑っている場合では無いと思いますが……
伸び盛りの若手のポジションが奪われてしまうような
イヤナ予感がする……
中田君は、原監督が思うほど、そんなにイイ選手では
ありませんよ。
中田君は、本当の意味においての、「立ち直る機会」を
見逃した様に思えます(見逃しの三振です)。
周囲が甘すぎる。
この球団の対応では、立ち直れる者も立ち直れない……
今後、中田君の甘え過ぎが出なければ良いのだが……
* 落鮎や 行く先見えぬ滝つぼへ
2021.08.23.moai291