爺々ネタ?

「これ何? ハバナ症候群」(oji3のブログ590)

   「何これ? 」:業

 「人は業の趣くところに到る。死んだ者に財産はついて行かない。
  子も妻も夫も財産も国土もついていかない。」
         (ラッタパーラ長老)

 どの様な人も、死にあたってついてくるものは
 生前の善・悪の業だけである。

【閑話休題】:ハバナ・シンドローム
     「ハバナ症候群(ハバナ・シンドローム)」

 「ハバナ症候群」は2016年から、キューバの首都ハバナに
駐在していたアメリカとカナダの外交官が、頭痛やめまい、
耳鳴り、集中力の低下など、体調不良を訴えたのが始まり。

 当初は、原因不明の症状は「意図的な攻撃」との見解が示され、
「マイクロ波兵器」が使われた可能性を有力視していた。

 しかしその後も、科学的な根拠は見つからないまま、
世界各地でアメリカの外交官や兵士、CIA職員に同様の
症状が見られ、その数は200件を超えた。

 これまで原因不明の「怪現象」として注目されていたハバナ症候群は、
コオロギによる可能性が高いという説もあった。
加えて「心因性」による集団心理の影響も指摘している研究者もいる。

 調査が実施された2018年時点で、現在までにアメリカ政府が
有力視してきた「マイクロ波」や「超音波」による攻撃の可能性は
「きわめて低い」と現在は判断されている。

 最初に出た説は2017年、音波により体調不良を引き起こす
「音響兵器」とする説であったが、音波は外壁で跳ね返されるため、
この説には無理がある。

 「蚊の殺虫剤」が原因だとする説は、2019年、カナダ政府が委託した
調査で報告された。
 当時、キューバではジカ熱が流行し、ウィルスの媒介となる蚊を燻蒸
しており、神経系の被害を受けやすい環境だったとしている。

 しかし、殺虫剤が原因だとすると、米国とカナダの大使館員だけに
症状が出た点には疑問が残る。

 「マイクロ波(高周波エネルギー)」による攻撃説は、
全アメリカ科学アカデミーが2020年12月に報告書を出した
ことから有力視されてきた。

 冷戦時代、当時のソ連(現ロシア)がマイクロ波を使った
兵器を開発していた時期があるとして、ロシアによる攻撃説も
浮上した。

 しかし、アメリカ軍もすでに開発しているマイクロ波による
攻撃機器は、装置の規模がトラックのように大きくなってしまう。

 世界各地で、米国の外交官や軍事関係者、CIA職員を
ターゲットに、この様な大きな装置を気づかれずに設置する
ことは困難である。

 外交官や軍事関係者、CIA職員などは、
「高度なストレスで外国に滞在し、24時間監視されているという
共通の環境から、集団ヒステリーが起きる典型的な例」だとし、
これが原因と指摘する研究者もいる。

 そうすると、体調不良に陥ると「ハバナ症候群に違いない」と
早晩判断する連鎖が広がっている可能性もあるとしている。

 バイデン大統領は、ハバナ症候群を「原因不明の健康事例」と
呼ぶにとどめ、被害の調査に本腰を入れている。

 2021年10月8日には被害者が追加医療を受けられるよう
経済的支援をする「ハバナ法」に署名した。

 私は、今は「高度なストレスによる心因性のもの」の
連鎖だと考えてはいるのですが………

 本当に、意図的な攻撃でなければ良いのだが……
もし、第三者が意図的に、この様な攻撃を仕掛けたとするなら、
防ぎようがない。
 目に見えないだけに、恐ろしい状況に陥ってしまう………

 新しい攻撃のカタチでなければ良いのだが………

 * 漱石忌ノラ猫の眼も伏し目がち
              2021.12/01.moai291

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