『もじんのくに』

―知ってほしい私の人生~こういう運命の人もいる―

友情

2012-05-23 01:28:25 | 読書
読書19冊目は武者小路実篤さんの『友情』。


これもフリマで売る前にもう一度読んでおこうと思って読んでみました。


これは恐らく高校生の時に買ったものと思われます。

でも、内容を全く覚えていなかったので、
当時は理解できていなかったのかもしれません。

何しろ自分は本を読むのは好きでも学生時代から読解力がなく、
文学は苦手だったので
当時どれだけ理解できていたかなんて分かったものではない。

国語といえば漢字くらいしか得意ではなく、
テストなどで「主人公はこの時何を思ったか何字以内で書け」
というような問題が出た時には
「そんなこと筆者しか解るかあ!」と思う質の人間で、
国語の点数なんて体育の次に低いものでした。


話はずれましたが、
この物語を読んで、
性格的にどこにでもいそうな普通の主人公に対し、
その親友の大宮はなんといういい人なのかと思いました。

考えられんくらいいい人なので
どこまで信用していいのか疑ってしまいました。


結末は「あぁそうなるのか」という感じだったので、
なんか気分的にすっきりしませんでした。


この先登場人物がそれぞれどうなるのかも知りたいと思いました。

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