頼られる木工館へ....

2012-06-07 | もっともっとお時間のある方へ 職員の思い
夏休み期間中、

「工作の宿題が出ているんです。 そちらで何が作れますか?」

っとご質問いただくことが多いです。

そりゃそうですよね。 夏休みシーズンは、

 
「木工教室  貯金箱作りしましょう」とか、
「時計作り教室」
「木工教室 本立て作り」
などなど、テーマが決まっていることがほとんどです。


が、木工館は 可能な限り

「なんでも作れます」

という答えになっちゃうんですよね。



夏休みに宿題として 木工工作が出される学校が多いようです。

何を作るのかって考えるの大変ですよね。

よくわかります。この春から我が家の長男坊も小学生....

宿題というもの戦う保護者の身になりました.....



毎日お仕事をしている保護者の方でしたらなおさら 考える時間ってなかなか作れませんよね。



でもちょっと待ってください。

学校側にしてみたら、一から十まで自分で作らせることが目的ではないはずです。

ぶっちゃけトーク 学校の先生だって一から十まで大工道具を使いこなせる先生ってどのぐらいいらっしゃるんでしょうか。

技術の先生は別ですけどね。



やはり、親子とのふれあいを目的としてたりするのかな

それよりなにより私が大事だと思うのは



「何を作ろうか」ということを考えることなんだと思います。


彼ら彼女達の人生の中で大工道具を使って仕事をする人はほんの一握りです。

もちろん、使えないより使えたほうがいいとは思いますけど。


おそらく、このページを読んでいらっしゃる方は

子供の夏休みの宿題に毎年奮闘していらっしゃる世代の子育て世代の方だと思うんですよね。


その中でお仕事されていらっしゃる方、どうですか、
毎年、新入社員さんが入ってきて、彼らに言ってません? 
もしくは頭の中で思っていらっしゃいませんか?


「もう少し 自分の頭で考えて仕事できないのかな!!」

「もうちょっとましなアイデアないのかな....」

とか.....


そう、社会の中の仕事って結構、頭の中で考えること、ひらめき、アイデア とかが必要、また、成功要因になったりしませんか?


でも、 「考える」勉強より 「与えられた」勉強をしてきた子たちにとってはとっても難しいことですよね。


自分の子供達、お孫さん達に 考えることをじっくり向き合えるのが夏休みの工作宿題だと位置づけてほしいです。



せっかく、「こんなの作ろうと考えた!!」

という子供さんに「むりだよ こんなん」 っと頭ごなしに否定をせず、親子で悩むのも大事じゃないかな。



その時に思い出してほしいです。木工館の事。木工館で手伝えることなら手伝います。



夏休み期間中の半日ではなかなか難しいですけど少しでも近づくようにがんばりますので。



でも、ご希望に添えれるようにはいろいろ、ご協力を頂かないと難しいです。 


他にも 夏休み向けの記事を書きますので、そちらも読んでくださいね。




やっつけ仕事をしに頼られるより、こだわり作品を作りに頼られる施設にしたいな...

だって やっつけ仕事だったら たくさん素晴らしいキットが世の中のホームセンターさんや、ネット上で売ってますもんね。



私はそう思いながら施設を担当させていただいています。


ちょっとえらそうですかね


でもね..... 私が今 そのアイデアの出てこないカンチキチン頭で苦労しているんです。



恥ずかしながら....





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