最近夏の限定メニューで冷たいラーメンを出すお店が増えているように思えます。
元々は鶏ガラや豚骨など動物系材料からスープを取ることから始まったラーメンですが、スープやチャーシューなど含まれる動物系の油脂と冷たさの相性が良くないことからなかなかおいしい冷やしラーメンはなかった印象でしたが、山形の冷やしラーメンに代表されるように動物性油脂を徹底的に取り除いて植物系油脂を使うことでこってり感を演出したり、最近では油脂の少ない魚介系出汁で作ることで冷たくても美味しいスープを実現しています。
今日は午後からの出社予定で、乗換駅の浜松町にある「ハちゃんラーメン」に5度目の訪問で、デフォルトメニューの1つに加わっていた「まぜそば」を試そうかなと思っていましたが・・・。
ん?「煮干し昆布水冷麺(1,300円)」?
おぉ、そうだ、公式Twitterにも出てたっけ、略称「ニボコン」と。
よし、じゃあ食すしかないねと食券を購入してオーダー。
着丼です。
トッピングが豊富で良い感じ。
価格はちょっと高いよねと思っていましたが、このトッピングのにぎやかさはなかなか良いかも。
温玉、とろろ、岩海苔、鴨肉、大葉、フライドオニオンにネギとカイワレ。
ぱっと見、日本蕎麦にも見えますが・・・。
スープは冷たい煮干し風味。
煮干しらしさがしっかりありながら、昆布水効果で優しい味わいです。
「塩と醤油どちらにしますか?」と聞かれましたが、今回は煮干しとの相性は醤油の方が良いかなと思って醤油にしました。
麺を頂きましょう。
全粒粉細麺を冷やしたおかげで歯応えしっかり。
麺そのものはつけめんと同様ですが、鶏出汁の効いた温かいスープにつけるつけめんと違って、煮干しと昆布の冷たいスープで頂くのでより和風な味わいです。
とろろを絡めてと。
食感が変わるだけでなく、とろろの風味とニボコンスープの絡みも美味し。
あれ?がごめ昆布も隠れていました。
昆布の旨味とぬめり増幅でこれまた良し。
鴨肉チャーシューもこの和風なニボコンスープに合っています。
岩海苔の磯の風味もニボコンにもちろん好相性。
温玉も良いとろけ具合です。
これを麺に絡めてと。
うむ、卵のコクとニボコンスープの相性も良し。
ニボコンスープも十分美味しいのですが、麺に絡むトッピングの豊富さが面白い一杯です。
っと、まだこれがあったのだった。
デフォルトでついてくる追い飯です。
温玉、岩海苔などご飯にも合う具が残っているので当然美味し。
ただ、温かいご飯と冷たいスープなのでぬるくなってしまうのがちょっとだけ残念ですが。
これは塩味も食べてみたいな・・・。
その前にデフォルトメニューの最後の一つ、まぜそばも頂きたいし。
直近であと2回来ないとw。
7月は4食目で、2023年通算83食(65すすり12つけ6まぜ)になりました。