熱海港からは来た道を戻り、来宮駅まで行って宿まで送迎者を利用するつもりでしたが、調べてみたらバスとタクシーを4人で利用するのとあまり変わらない料金で宿まで行けるみたいです。
と言うわけで、今日の宿「風雅」に到着。
映え~なスポットがあるエントランス。
アルコールもOKのウェルカムドリンク飲み放題のサービスもあり、なかなかなサービス付きの宿です。
喉が渇いていたので、スパークリングを一杯だけ頂きました。
良く冷えたスッキリ味のスパークリングで美味かったです。
最初ジュースを飲むつもりで紙コップを手にしてしまったので、紙コップで飲んでしまって、全然映えない写真になりましたw。
部屋でのんびりして大浴場で温泉にも浸かり、初島散策の疲れを癒したらディナーコースのスタート!
まずは前菜です。
「夏の鮮魚 ション・ドゥ・トゥルヌソル」です。
サーモンの下には歯ごたえの心地良い麦のリゾットのようなものが敷かれ、マグロとフルーツがあしらわれています。
見た目にも夏らしい一皿です。
お酒は伊豆の地ビール「碧い海」を頂きました。
苦みの奥にほんのり甘みがあるような、普段飲んでいるビールとは違う味わいです。
スープは「焼き玉蜀黍(とうもろこし)と芒果(マンゴー)のパリソワール」。
上は冷たいとうもろこしのポタージュですが・・・。
その下にはひんやり冷たいコンソメのジュレ。
「パリソワール」って冷たいポタージュとジュレを使った料理名のことみたいです。
魚料理は「沼津港の朝獲れ鮮魚とホタテのポワレ 湯河原柑橘とパッションフルーツのブールブランソース 自家製バジルオイルの香り」。
さすがフレンチ、料理名の長さは世界一かもしれません。
パッションフルーツとバターを使った酸味のあるソースに風味付けにバジルをあしらっています。
肉料理は「静岡県産 国産牛のコンパレゾン 和牛内もも肉とサーロインを伊豆産戸田塩とトリュフ香るさっぱり醤油ソースで」。
左が薄切りの牛もも肉、右はサーロインです。
マスタードを聞かせたマッシュポテトを添えてあります。
牛もも肉は赤身で肉質しっかり。
サーロインはレアで柔らかな肉質。
塩で肉の味そのままを楽しむのも良いですが、個人的にはトリュフ香る醤油ソースが好きです。
肉を食べている間、テーブルにセットされていたサイフォンに火がつけられまして。
ぼこぼこと音を立てて沸騰したら、スープが上に上がり、ムール貝の出汁を取っている模様で。
そして運ばれてきたのは「蛸と浅利のサフランライス サイフォンを使用した瞬間チョッピーノ風で」。
出汁を取ったムール貝を上に乗せて・・・。
ムール貝のトマトスープをひたひたにかけます。
ムール貝が香るスープが浅蜊と蛸の出汁が出たご飯と絡み合って、あっさりながら魚介香る洋風魚介茶漬け風のごはんです。
そしてラストはしっかりデザート。
メロンとココナッツのパフェです。
横から見るとメロンのジュレと杏仁豆腐風のジュレで二層になり、メロン風味のクリームやマスカット、プチケーキみたいなのが乗っています。
パフェの素晴らしいところは、縦にスプーンを指して食べ進むと、食べるごとに食感や味わいが刻々変化する点だと個人的には思っています。
前菜・スープ・魚料理・肉料理・ご飯ものにデザートとコース料理を満喫しました。
ウェルカムドリンクは無料で飲み放題、マッサージチェアも使い放題で、温泉も入れコース料理も頂けるなんて至れり尽くせりですね。
ちなみに、高台にあるホテルなので、熱海の花火大会も見えるらしいのですが、残念ながら開催日は明後日でした・・・。
多分花火がある日は料金も高いでしょうしね(苦笑)。