先日、都営荒川線沿いで行列のできるお店を探し、行列の人数合計を競うという番組がありましたが、ポイントを稼ぐために最後に訪れたのはやはり巣鴨(最寄り駅は「庚申塚」)でした。
勝負を決したのは、1店で90組百数十名を荒稼ぎしたチームでしたが、そのお店はなんとかき氷店。
特に今年は暑いですしね。
しかし、私の関心は冷たいものではなく温かいもの。
同じ番組で行列のできていた店として取り上げられていたこちらへ。
「麺創庵 砂田」です。
天気が小雨だったこともあってか、11:30過ぎで待ち客は3名と少な目。
ただ、あとで気が付きましたが、店内に待ち席が4つあったので実質7名でした(苦笑)。
ここは「TRYラーメン大賞2020-2021」「新人賞しょうゆ部門」1位の実力店。
麺は手打ち・手もみで鶏で出汁を取った白河ラーメンのお店だそうです。
お店のメニューは、基本鶏ベースの醤油ラーメンです。
デフォルトメニューで「塩 中華そば」、限定メニューで「冷やしぶっかけ中華」はありますが、やはり今日は一番人気と思しき「ワンタン麺(1,080円)」を頂きます。
店内は待ち席4席にカウンター6席、店主のワンオペでラーメン作りとお客さん対応、洗い物とこなしてフル回転しています。
着席後ラーメンが出るまで店のこだわりを読んで待ちます。
スープは鶏をじっくり煮込んだもので麺は手打ちの自家製麺を寝かせて熟成させるという時間のかけようです。
具の一つ一つもこだわりがあって、店主の意気込みを感じます。
着丼です!
おぉ、ワンタンが3枚乗ってにぎやかな丼です。
スープは見た目油膜多めですが全然しつこくなく、鶏の旨味がじんわり染みわたるような美味さ。
塩味もちょうど良くてごくごく飲めてしまう美味しいスープです。
麺はプルプルもちもちの縮れ麺。
縮れにスープがい感じで絡んで美味いです。
プルプル食感が心地よいですが、個人的にはもう少し硬めが好きかなあ。
自販機には「一反麺(100円)」がありましたが、ワンタンもあることだし今回は遠慮しておきました。
ワンタンも皮がプルプルです。
弾力のある肉質で美味しいあんですが、肉は鶏もも、味付けはラーメンのスープの材料と同じものを使っているので、味の統一感があるのですね。
ちょっと硬さを残したメンマの食感も好みです。
茶シューはモモ肉を炭火で吊るし焼きにしたものだそう。
弾力があって良い食感、そして炭だけではない感じの良い香りがします。
そしてオプションの味玉。
黄身の色が濃いですね。硬さはとろけださない程度の半熟のやや固ゆで寄り。
味付けはほんのりと玉子になじむ程度でこれまた良い感じ。
麺とスープの美味しさはもちろん、具でも存分に楽しめるラーメンでした。
これは是非塩でも食べてみたいな・・・。
次に巣鴨に来るのはいつになるのか全く見通しが立っていませんが。
8月は8食目で、2022年通算101食(82すすり11つけ8まぜ)になりました。