最近帰省以外で遠出をしていませんでしたので、日帰りツアーを組んでみました。
その行先は・・・
世界遺産の富岡製糸場です!
早速場内に入り、順路で入るは東繭置場
ここでは、パネルで工場の歴史を展示している他、映像でその歴史を紹介してくれます。
映像は20分もあるので遠慮しましたが・・・。
明治に操業を開始し、官営のイメージの強い工場ですが、その後は三井、原合資会社、片倉製紙紡績など、民営で運営されてきた工場だと知り一つ勉強に。
そして、この工場のメインともいうべき繰糸所を見学。
ここも明治の女工のイメージが強いですが、近代化にも追随しており、展示されている機器は「ニッサンHR型自動繰糸機」とう機種で、昭和39年に開発、富岡製糸場には昭和41年に設置され、なんとつい最近(でもいないですけど)の昭和62年まで稼働されていたのだそう。
同型の繰糸機は現在でも稼働している最新型のだとか。
映像では、水につけた繭を、このほうきの先のようなもので絡め、糸をほぐしながら先端を探して糸をつむぐ様子が流されていました。
場内は保存工事が並行して進められており、ガイドに書かれていた乾燥場はこのように一旦解体されています。
西置繭所は現在保存工事中で、有料で見学可能だそう。
今日は時間の都合であきらめましたが・・・。
この他にも、女工の場内学校、寄宿舎、病院や診療所などの建屋を見て、ここがまさに小さな町だったのだと知って驚き。
そういえば、「明治日本の産業革命遺産」で登録されている「軍艦島」も住宅や学校、病院に娯楽施設などが建設されていた町でした。
そこまでの規模ではないですが、場内だけでなくこの界隈が工場のおかげで潤っていたのだとすると、規模的には遜色ないかもしれませんね。
これにて、もむでん家は昨年の白川郷の合掌造り集落、7年前の日光の社寺に続いて3つ目の世界遺産見学となりました。
次なるは、最も近い国立西洋美術館ですかね・・・。
奈良・京都で3つ、広島で2つまとめて見る手もありそうです。
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