FIFA WORLDCUP2022の決勝トーナメントは早くも4日目を迎え、スペインとモロッコ、ポルトガルとスイスが対戦しました。
今日は日本戦の応援で疲れ果てたので、ハイライトのみの視聴ですが・・・。
日本に敗れてGroupEの2位になったスペインは、GroupFの1位通過で世界を驚かせたモロッコと対戦。
序盤こそ互角のようでしたが、前半途中からは前評判通りスペインが7割がたボールを握り、シュート数は倍、パス数で何と3倍以上という数字でスペインがモロッコを攻め立てます。
いかし、スペインは枠内シュートが少なく、惜しいシュートはポストとバーに阻まれるなど、戦前にささやかれていた決定力不足が顔をのぞかせます。
モロッコも懸命のディフェンスの合間にカウンターやクロスでスペインを脅かすもののゴールには嫌われ、延長を戦っても決着つかず試合はPK戦へ。
先行のモロッコは1人目をきっちり決めると、スペインは1人目がポスト、モロッコの2人目が決めるとスペインの2人目はモロッコGKにセーブ。
モロッコは3人目がようやく失敗と、日本対クロアチアの展開に似ています。
しかし、スペインの3人目ブスケッツも何とGKにセーブされ、がけっぷちに。
モロッコ4人目もしっかり決め、PK戦スコア3-0でモロッコが準々決勝進出を果たしました。
モロッコは8のベスト8で、アフリカ勢としても2002年のセネガル以来、一方でスペインは2大会連続でPK戦によるROUND16での敗退となってしまいました。
モロッコの守備での検討をほめるべきですが、やはり最後は全然ささやかれていた決定力不足がスペインの道を阻んでしまいました。
コスタリカに7得点で大勝したことでそれでも行けると思ったのかもしれませんが、日本戦でくじかれてしまったのかもしれませんね・・・。
一方、朝方4時に行われたポルトガル対スイスの試合。
私の予想は攻めるポルトガルと守ってカウンターをうかがうスイスの際どいゲームを予想していたのですが、結果はポルトガルがラモスの今大会最初のハットトリックを含む6ゴールを奪い、6-1で大勝。
試合通してのボール保持率とパス数はむしろスイスの方がやや高く、スイスは前半の2失点で前に出ざるを得ず、逆にポルトガルがカウンターで効率良くゴールを稼いだということでしょうか。
ポルトガルはシュート数13のうち枠内シュートが9本、内6本が決まるという非常に効率の良い攻撃で、スペインと対照的でした。
スイスはシュート数で大きく劣ったわけでもなく、CKとFKの数も同じでしたので、点差ほどやられてない感覚でしょうね。
2試合のスタッツと結果のギャップがものすごく激しい対照的な2試合でした。
これで、ベスト8が決まりました。以下対戦カードです。
GroupA1位オランダーGroupB1位アルゼンチン
GroupC1位イングランドーGroupD1位フランス
GroupF2位クロアチアーGroupG1位ブラジル
GroupF1位モロッコーGroupH1位ポルトガル
日本が勝てば2014年に続いてグループステージ1位がすべて勝ちあがるところでしたが・・・。
そして、私の予想は以下でした。
オランダ【〇】―アルゼンチン【〇】
イングランド【〇】ーフランス【〇】
スペイン【×】ーブラジル【〇】
日本【×】ーセルビア【×】
5チーム正解という今一つな結果でした。
そもそも、×の3チームは日本含めて勝ち上がり順位からして違っているのですが、日本の惜敗はともかくとしてストイコビッチ監督を贔屓しすぎたのとモロッコの躍進を読めなかったのだから致し方なしですね。
これで今日明日は試合がない初めての日になりました。
金曜の深夜と土曜の深夜は、準々決勝2試合ほぼ徹夜で見る×2日間をやるか否かという選択に迫られていますが、まずはオランダ―アルゼンチン、イングランドーフランスにはトライしてみたく思います。