『夢は叶う伝説』★第2巻★

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■ 敬愛なるベートーヴェン/伊達じゃない指揮棒!

2006年12月19日 06時45分41秒 | ●映画2005~2007
ベートーヴェン楽聖映画の最高峰に 
孤高の音楽家ベートーヴェン、歴史に隠されたもう1つの物語。
“第九”誕生の裏に・・・・・
耳の聴こえないベートーヴェンを支えた女性がいた。



 1824年ウィーン。“第九”の初演を4日後に控えたベートーヴェンのアトリエに、
若き女性アンナ(ダイアン・クルーガー)がコピストとして訪れた。 

 期待に反し、女性のコピストが来た事に激怒するベートーヴェンだったが、
次第に彼女の才能を認め、“第九”の作曲を支える存在となる。

 そして、遂に“第九”初演の日、耳の聴こえぬ恐怖を抱えながらも、
オーケストラを指揮するために、ベートーヴェンは指揮台に立つのだった…。



 カツラのエド・ハリス! (確かおぐしは無い・・・)
かなり・とっても・すっごく! 良かった~ 

 ピアノを弾くので楽譜は読める役者さん。 
しかしベートーヴェン楽譜の走り書きをマスターしたのには驚き!  



 ベートーヴェン53歳。アンナ23歳。

 第九初演の4日前から 二人の共同作業が始まった。
アンナのベートーヴェンに対する敬愛とベートーヴェンのアンナへの信頼。

 ベートーヴェンになりたかったアンナ。
 生涯妻子を持たなかったベートーヴェン

 師弟であり 親と娘であり・・・・・


アンナ・ホルツ
 ベートーヴェンの親しい相談相手“エルデディー伯爵夫人”のアンナと
晩年の秘書兼写譜係カール・ホルツから名付けた? “アンナ・ホルツ”

不安と恐怖で指揮棒を振れないベートーヴェンに「私がいます」と
バイオリン奏者の後ろから テンポと入りの合図を送るアンナ。

 「歓喜の歌」の時の二人の恍惚感!
アンナの指先からベートーヴェンの指揮棒に伝わり 流れ出る音!

 官能~~~ 
 泣きました~~ 


 

 映画で使われたサントラ
・1987年12月 アムステルダム(デジタル録音)
・ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
・ベルナルド・ハイティンク指揮
・1988年 レコードアカデミー賞受賞

 交響曲は指揮者によって演奏時間が変わります。
今回使用されたのは活気のある早いテンポの演奏盤。

 第九の撮影現場では 「ローリング」の掛け声でカメラが回り
電子メトロノームスが 「ピコピコ・・・」
ピーカーから 「録音音源」が流れ
その音にあわせてエド・ハリスがタクトを振り 演技スタート!
テイクごとに それを繰り返す・・・・・

でも実際エド・ハリスの指揮で演奏されていた音も素晴らしかったらしい!
エド・ハリスはスコアを完全マスターし 譜面の音符を追い指揮していた!



 年末に素晴らしい映画で第九が聴ける幸せ~♪

 第九でもご臨終でもない 意表をついたラスト!

 大フーガでこけても挫折しないベートーヴェン!

 でもやっぱり
 第九で豪華に終わって欲しかった!


 来週また行こう~ 

 得点が高くてプロデューサーズといい勝負です。
衣装も! セットも! ロケーションも! みんな良かった!

ドモリの第五。 シャックリの第九。 どちらも早いほう好き。
ベートーヴェンの交響曲は特に 早いほうが好き!

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4 コメント

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おはようございます (Qchan)
2006-12-19 08:20:23
テンプレが変ってる~!
そして、凄い時間のアップ
早起き?それとも徹夜?!

ゆうぞうさんと同じ日に観に行ったみたいですね!?
私は明日観に行きます!
返信する
おはようございます (ちー)
2006-12-19 11:40:26
徹夜~~(笑)
気に入った映画なの時間をかけてUPしました(爆)
今年泣いた映画3本目! 良かったです。
小さな映画館で観たのが失敗・・・
次回は大きなとこで観ます。
Qちゃんもきっと楽しめますよ!
明日!泣いて下さい!
返信する
泣きのツボ (ゆうぞう)
2006-12-19 16:20:32
ちーさんの泣きのツボだったようですね。

私も昨日見てきました。
これは良かったですね。
第9の初演シーンは涙こそ出なかったものの
鳥肌立ちっぱなしでした。
アンナの陶酔しきった表情がなんとも言えず
一緒に陶酔しきってました。
返信する
ハイ! (ちー)
2006-12-19 21:42:28
泣きました!
うぅわぁ~~って~~
鳥肌もわかります!
アンナの陶酔も!
もう一度映画館で見ておきたいですね。
返信する

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