日記再開

生きていて想いがあふれた時
あふれた分を書いてみる

山遠征

2024-08-08 | 旅行

今年もやって来ました上高地、新島々からバスで約1時間、バスが苦手でも来てしまいます。

昨年は涸沢カールまで、そして今年は穂高連峰のどこでもいいから兎に角稜線を歩くことが

目標でした。まずは、白樺荘のテラスで穂高連峰を見上げながら、

去年食べそこねた「タタンケーキ」とコーヒーで一休み。

8月3日

日本人&インバウンドで混み合う新穂高ロープウェイで8時30分新穂高温泉駅出発。

2本のロープウェイを乗り継ぎ、標高差1039mを20分もかからずに上がります。

ロープウェイ内で隣に立っていたノルウェーから来た女の子と、私のボロボロ英語で

お喋りをしながらの天空ツアー。

あの子、クロックスを履いていたから、あの後まさか西穂に向かってはいないと思いま

すが、山でクロックスはやめたほうがいいですよね~。

9時過ぎに西穂高口駅から登り始め、標高差229mを1時間で西穂山荘到着。

短時間とは言え、けっこうきついアップダウンの山道だったので、

赤い屋根の西穂山荘が見えた瞬間のうれしかったこと。

ハイシーズンなので山荘は登山者でいっぱいですし、テント場もすでに所狭しとばかりに

テントが立っています。

下界では快晴でしたが、徐々に薄い雲が広がり始めていました。

10時をちょっと過ぎたばかりですが、休憩とエネルギー補給を兼ねて

西穂山荘名物ラーメン(味噌)をすすっているうちに、周囲は本格的にまっ白に。

とにかく本日の目的地「丸山2452m」まで大きなごろっごろの岩場を四輪駆動で這い登りました。

岩場を登り切って

わずかな願いも虚しくさらに真っ白になり何も見えず。

仕方ない。

少し前に到着していた秋田駒ケ岳ハイキングクラブ(だったかな?)の方々と

記念写真を撮り合って、悔いのないよう西穂の空気をたっぷり吸い込み、下山開始。

 

下山中に改めて思ったこと:

登山シーズンが始まってから、北アルプスではすでに多くの事故が発生しています。

下山中に、ワンピースにスニーカーとか、ハイキング気分かと思われるような軽装の

インバウンドを何人か見かけました。

ロープウェイの管理会社の方たちも、装備が心配な方を見つけると「こちらへどうぞ」と

事務所へ案内していましたが、遭難したら本人はもちろん救助の方たちも命がけになることを、

もっと登山者自身に自覚してほしいものです。富士山でも、低山でも、リサーチをしっかりと。

 

翌朝の上高地、6:00

ホテルの「早朝ウォーキング」のガイドさんと一緒に1時間ほどホテル周辺を散策しました。

まず目に映ったのはこの幻想的な川霧。

梓川の冷たい流れに空気が冷やされて霧になるとか。

確かに梓川の水は指がちぎれるくらい冷たかった。

活火山の「焼岳」、今も山頂付近から白い蒸気をはいているのが見えます。

中央から左に流れているのは雲です。

小梨平キャンプ場から見た西穂、ガイドさんによると、この辺が「丸山」だとか。

 

ガイドさんが一緒だと、つい見落としてしまいそうな花もちゃんと教えてもらえます。

「トリカブト」人間にとっては恐ろしい毒を持つ花ですが、

マルハナバチは平気なのか、たくさんやって来て蜜を吸っています。

花の形も蜂が中にすっぽり入って吸える形になっているとか。

自然界の不思議ですね~。

梓川沿いのベンチ下にひっそりと咲いていた「ホタルブクロ?」

ウェストン碑への途中で見つけた「マルバダケブキ?」

確かに葉はフキですね。

花火みたいな花です。名前は諸説あって、???

 

今年の残りは、近場の里山歩きでもしましょうか。

来年はマッターホルンの麓、ヘルンリヒュッテまでトレッキングするつ・も・り

一年間体力作りに精進します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント