日記再開

生きていて想いがあふれた時
あふれた分を書いてみる

短期記憶と長期記憶

2024-12-04 | 日記

幼稚園の教室のオルガンに始まって、なんとなくいつも心のどこかにピアノがあったような気がする。

私が幼い頃、我が家はピアノを買えるような余裕はなかったので、学校のオルガンやピアノで遊んでいた。

進学、受験するに際して、基本的なピアノの演奏技術が必要となり初めてピアノ教室なるものに通った。

それからしばらくは学校でも職場でも弾き、電子ピアノを購入し家でも弾きと楽しいピアノ生活を送った。

時は流れ、何故かピアノを処分してしまい、折角指が覚えた曲も危うい記憶になりつつあった。

そしてまた時は流れ、やはりピアノが弾きたくなり、新たにピアノを購入した。

まず、テーブルの上で運指練習をしてみたら、スムーズに動かず考え込んでしまった。

でも、鍵盤に指を載せると、なんと指が勝手に動いてくれた。不思議なものだ。

短期記憶の繰り返しが長期記憶に残っていたのだろうか。

人間の体の不思議だ。その不思議に感謝し残り火を消さず、また細々とでも燃え続けられるように

練習をしよう。

   

  

 

 

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