今日は初めて都の医学検査学会というものに行ってみました。
これは検査技師の学会なのですが、遺伝子検査の講演があるので、行ってみました。
その前に職場に細胞の様子を見に行ったのですが、血の気が引きました。
なんと細胞が剥がれてきてしまっていて、様子が明らかにおかしい。
最近、コンタミネーションを起こしたり、細胞が変性して性質が変わってしまって、実験が出来ない状態。
どうやら継代のタイミングがつかめていない模様で、細胞をダメにしてしまっていて、向いてないんじゃないかと思ってしまう今日この頃…。
先輩方も心配していただいて大変申し訳ない…。
金曜日に先生に診ていただいて、大丈夫と言われたので、信じていたのですが、念のため見に行って正解でした。
一回、先生に継代を見ていただいて、増殖曲線も作ってみる事にしました。
なかなか生き物なので難しい。
細菌や酵母とは違います。
そんな感じでガッカリの気持ちで学会へ…。
エレベーター降りたら、なんとランチョンセミナーの会場がドーンとあって、戸惑ってしまい、受付を聞いて受付へ…。
入ったら機器展示の会場も一緒だったので、どこでお金を払ったらいいのか訳が分からず…。
何とか『一般会員』と書いてある札を見つけたので、そこで会費と名札をいただいて、所属と名前を書いて一回ランチへ…。
ランチョンセミナーは聞きたいのが無いので、三省堂の本店に行って細胞培養の本を見る事に…。
その前に行ってみたかったお店でランチ。
以前がっちりマンデーに出ていたチェーンなのに十割そばを出しているお店。
幸いなことに空いていたので、すんなり食べられました。
小アジごはんとお蕎麦のセット480円にしましたが、美味しかったです。
そして、あのいきなりステーキも今月神保町に出来るらしいです。
神保町は最近、ハイキング用品の購入でたまに行く事があるので、開拓したい所です。
電車賃はかかりますが、職場から30分もあれば行けるので、行った時は今度はお肉だなと思います。
最近、お肉食べたくて仕方ないのですが、一人で焼肉とかしゃぶしゃぶは行かれないので、どなたか一緒に行ってください。
で、ご飯を急いで食べて、三省堂書店の本店へ…。
やっぱりここが一番医療関係の本は揃ってます。
ここは高校生の時に卒業研究の資料を探しに頻繁に来ました。
参考書も…。
見たい本がたくさんありましたが、時間もないので、さささーと見てみました。
でも、欲しいなーというのは無くて、購入は断念。
明日、定時で職場を出て、図書館でちょっと調べる事にしました。
で、急いで学会会場に…。
まずは遺伝子検査の講演。
お話される先生は何回かお名前を見たことがある先生。
今回のお話は前回の研修とはまた違っていて、遺伝子検査でも主にカウンセリングのお話。
遺伝子検査と言っても遺伝子検査は3種類あります。
なので、正しくは遺伝学的検査。
1つは検査技師が行う、感染症などの原因菌を特定するための病原体核酸検査。
1つはヒト体細胞遺伝子検査。
これは癌細胞のタイプとか病変を特定するための検査。
最後は最近言われている遺伝学的検査。
遺伝病になる遺伝子を持っているのかを明らかにする検査。
このうちの最後の遺伝学的検査を行う際にするカウンセリングのお話でした。
遺伝病は治療法がないものも少なくありません。
そのため、事実を知った時の精神的な負担は大変大きいものになります。
そのため、カウンセリングが大切なのです。
これはガイドラインでも定められています。
また、病院の倫理委員会の承認も必要です。
このカウンセリングは学会の認定資格もあります。
医師だけではなく、大学を出て、修士課程でとれるそうで、検査技師や看護師、医師等の医療関係者や心理学を専攻された方がいらっしゃるそうです。
という現状もあって、実際のカウンセリングのロールプレイを見たり、どのように検査技師が携わるのかという話を聞きました。
私のいる職場でも遺伝学的検査を行っているので、大変興味深かったです。
そして、次に聞いたのはクローンのお話。
お話されたのはこちらも有名な先生。
先生が開発された技術のお話とクローンのお話を聞いてきました。
私的には先生が開発された光学顕微鏡でも蛍光顕微鏡のように蛍光を見られるアダプターのお話が凄い印象的でした。
共同研究したメーカーが特許を取られたそうですが、製品化はされていないそうです。
蛍光顕微鏡は高いので、学校とか発展途上国には無いそうです。
私の検査技師の短大にも蛍光顕微鏡は1台しかありませんでした。
なのでこれがあれば、1人1台で実習もスムーズにいくのになと思いました。
あと、これは先生がお話されていたのですが、それに小学生でも蛍光を見ることが出来る。
蛍光色素の代表はGFPです。
GFPはノーベル化学賞を受賞された下村修先生がオワンクラゲから発見された物質で、分子生物学の世界では頻繁に使用されます。
こういうものも見られると小学生も科学の世界を身近に感じられて面白いと思ってくれるのではという事でした。
私も同感です。
ピントを合わせるのが苦手でいつも誰かにやってもらっていましたが、小さい頃はよく父の職場の顕微鏡で職場にある標本を見ていました。
これがあったらもっと面白いものを身近に見られると思いました。
なので、印象に残ってます。
製品化しないのは、これを作ると蛍光顕微鏡が売れなくなる可能性があるためだそうですが、製品化をしていただきたいと願ってしまいます。
そして、マンモスを復活させられるのかというお話も印象に残ってます。
マウスではクローンES細胞を作り、核移植をすることでマウスを作ることが出来たそうです。
いくつか調べないといけないことはあるそうですが、可能性はあるという事でした。
他にも色々なお話があって、1時間があっという間に過ぎてしまいました。
もっと聞きたいなと思った講演は初めてでしたね。
またお話を聞ける機会があったらぜひ聞いてみたいと思って、会場を後にしました。
充実した日でしたが、細胞の事を考えると本当に辛い…。
という事で、地元の神社にお参りに…。
いつも辛いなというときにはここでお参りをして帰ります。
久々に来ました。
『細胞が上手く培養できるように見守ってください』
とお願いして、帰宅。
あー、また一週間長いな。
細胞がうまくいかないと何ともならん。
細木先生の六星占術によると今月は大殺界の中でも最悪な月らしい…。
確かに今月に入って細胞がおかしくて、培養が上手く行ってない。
当たっているようです。
立ち読みしたので、今日知りました。
そして、来年は大殺界が最後らしいです。
とりあえず来月には実験を再開できるように細胞が上手く培養できるようになる術を尽くしてみたいと思います。
さー、寝よう。
おやすみなさい。
これは検査技師の学会なのですが、遺伝子検査の講演があるので、行ってみました。
その前に職場に細胞の様子を見に行ったのですが、血の気が引きました。
なんと細胞が剥がれてきてしまっていて、様子が明らかにおかしい。
最近、コンタミネーションを起こしたり、細胞が変性して性質が変わってしまって、実験が出来ない状態。
どうやら継代のタイミングがつかめていない模様で、細胞をダメにしてしまっていて、向いてないんじゃないかと思ってしまう今日この頃…。
先輩方も心配していただいて大変申し訳ない…。
金曜日に先生に診ていただいて、大丈夫と言われたので、信じていたのですが、念のため見に行って正解でした。
一回、先生に継代を見ていただいて、増殖曲線も作ってみる事にしました。
なかなか生き物なので難しい。
細菌や酵母とは違います。
そんな感じでガッカリの気持ちで学会へ…。
エレベーター降りたら、なんとランチョンセミナーの会場がドーンとあって、戸惑ってしまい、受付を聞いて受付へ…。
入ったら機器展示の会場も一緒だったので、どこでお金を払ったらいいのか訳が分からず…。
何とか『一般会員』と書いてある札を見つけたので、そこで会費と名札をいただいて、所属と名前を書いて一回ランチへ…。
ランチョンセミナーは聞きたいのが無いので、三省堂の本店に行って細胞培養の本を見る事に…。
その前に行ってみたかったお店でランチ。
以前がっちりマンデーに出ていたチェーンなのに十割そばを出しているお店。
幸いなことに空いていたので、すんなり食べられました。
小アジごはんとお蕎麦のセット480円にしましたが、美味しかったです。
そして、あのいきなりステーキも今月神保町に出来るらしいです。
神保町は最近、ハイキング用品の購入でたまに行く事があるので、開拓したい所です。
電車賃はかかりますが、職場から30分もあれば行けるので、行った時は今度はお肉だなと思います。
最近、お肉食べたくて仕方ないのですが、一人で焼肉とかしゃぶしゃぶは行かれないので、どなたか一緒に行ってください。
で、ご飯を急いで食べて、三省堂書店の本店へ…。
やっぱりここが一番医療関係の本は揃ってます。
ここは高校生の時に卒業研究の資料を探しに頻繁に来ました。
参考書も…。
見たい本がたくさんありましたが、時間もないので、さささーと見てみました。
でも、欲しいなーというのは無くて、購入は断念。
明日、定時で職場を出て、図書館でちょっと調べる事にしました。
で、急いで学会会場に…。
まずは遺伝子検査の講演。
お話される先生は何回かお名前を見たことがある先生。
今回のお話は前回の研修とはまた違っていて、遺伝子検査でも主にカウンセリングのお話。
遺伝子検査と言っても遺伝子検査は3種類あります。
なので、正しくは遺伝学的検査。
1つは検査技師が行う、感染症などの原因菌を特定するための病原体核酸検査。
1つはヒト体細胞遺伝子検査。
これは癌細胞のタイプとか病変を特定するための検査。
最後は最近言われている遺伝学的検査。
遺伝病になる遺伝子を持っているのかを明らかにする検査。
このうちの最後の遺伝学的検査を行う際にするカウンセリングのお話でした。
遺伝病は治療法がないものも少なくありません。
そのため、事実を知った時の精神的な負担は大変大きいものになります。
そのため、カウンセリングが大切なのです。
これはガイドラインでも定められています。
また、病院の倫理委員会の承認も必要です。
このカウンセリングは学会の認定資格もあります。
医師だけではなく、大学を出て、修士課程でとれるそうで、検査技師や看護師、医師等の医療関係者や心理学を専攻された方がいらっしゃるそうです。
という現状もあって、実際のカウンセリングのロールプレイを見たり、どのように検査技師が携わるのかという話を聞きました。
私のいる職場でも遺伝学的検査を行っているので、大変興味深かったです。
そして、次に聞いたのはクローンのお話。
お話されたのはこちらも有名な先生。
先生が開発された技術のお話とクローンのお話を聞いてきました。
私的には先生が開発された光学顕微鏡でも蛍光顕微鏡のように蛍光を見られるアダプターのお話が凄い印象的でした。
共同研究したメーカーが特許を取られたそうですが、製品化はされていないそうです。
蛍光顕微鏡は高いので、学校とか発展途上国には無いそうです。
私の検査技師の短大にも蛍光顕微鏡は1台しかありませんでした。
なのでこれがあれば、1人1台で実習もスムーズにいくのになと思いました。
あと、これは先生がお話されていたのですが、それに小学生でも蛍光を見ることが出来る。
蛍光色素の代表はGFPです。
GFPはノーベル化学賞を受賞された下村修先生がオワンクラゲから発見された物質で、分子生物学の世界では頻繁に使用されます。
こういうものも見られると小学生も科学の世界を身近に感じられて面白いと思ってくれるのではという事でした。
私も同感です。
ピントを合わせるのが苦手でいつも誰かにやってもらっていましたが、小さい頃はよく父の職場の顕微鏡で職場にある標本を見ていました。
これがあったらもっと面白いものを身近に見られると思いました。
なので、印象に残ってます。
製品化しないのは、これを作ると蛍光顕微鏡が売れなくなる可能性があるためだそうですが、製品化をしていただきたいと願ってしまいます。
そして、マンモスを復活させられるのかというお話も印象に残ってます。
マウスではクローンES細胞を作り、核移植をすることでマウスを作ることが出来たそうです。
いくつか調べないといけないことはあるそうですが、可能性はあるという事でした。
他にも色々なお話があって、1時間があっという間に過ぎてしまいました。
もっと聞きたいなと思った講演は初めてでしたね。
またお話を聞ける機会があったらぜひ聞いてみたいと思って、会場を後にしました。
充実した日でしたが、細胞の事を考えると本当に辛い…。
という事で、地元の神社にお参りに…。
いつも辛いなというときにはここでお参りをして帰ります。
久々に来ました。
『細胞が上手く培養できるように見守ってください』
とお願いして、帰宅。
あー、また一週間長いな。
細胞がうまくいかないと何ともならん。
細木先生の六星占術によると今月は大殺界の中でも最悪な月らしい…。
確かに今月に入って細胞がおかしくて、培養が上手く行ってない。
当たっているようです。
立ち読みしたので、今日知りました。
そして、来年は大殺界が最後らしいです。
とりあえず来月には実験を再開できるように細胞が上手く培養できるようになる術を尽くしてみたいと思います。
さー、寝よう。
おやすみなさい。