ちぼの気まぐれ日記

日頃思ったことや感じたことをぼちぼち綴ったもの。

病理技術講習会

2019-06-23 22:54:39 | 資格
昨日の試験に引き続き、今日も同じ会場の異なる校舎へ。



今日は来年受ける予定でいる2級病理検査技師の対策として講習会に参加。

母校で非常勤で来ていた先生もいらっしゃいます。

実は縁あって、先生が月一回やっている勉強会にも参加させていただいております。

凄い第一印象は強烈なのですが、優しくも厳しくもある先生で、ポイントを押さえた講義をしてくださいます。



この講習会では学校時代のあの悪夢の臨地実習先の先生もいらっしゃいました。

何か声をかけられたらヤバいと思っておりましたが、大丈夫そうだったので、一安心。



講義は実習もありましたが、充実したものでした。

特に実習は試験で使うすでに殆ど現存しないミクロトームを使うので、貴重でした。

先輩のミクロトームの前の型なので、先輩にちょっと借りて練習させていただこうかと思っております。



講義としてはブロックと臓器の観察と染色。

臓器とブロックは脳が中心で、脳を覚えることが第一の目標でした。

これは病理解剖が近年少なくなっていることで、観察する機会が少ないこともあります。

特に開頭する場合は少ないので、脳を見ることは少ないのが現状です。

私もまだ脳がある病理解剖は3件くらいしか経験していません。

脳は学生の時も苦手で、未だによくわからない感じでしたが、今日の講義でポイントを習ったので、分かるようになりました。

問題形式の講義でしたが、9割出来ていたので、何とかなるかもと希望を持てました。



一番やばいのはやはり染色。

標本を見て、短い時間で臓器と染色を当てなくてはなりません。

まず、顕微鏡で酔ってしまい、最後1/3くらいは弱拡大でしか見られず。

何よりもいつも大体決まった染色しかしていないので、染色標本を見なさ過ぎて分からない。

来年受験と言っても全然出来ていない自分に唖然。



という事で、先生に相談。

染色液があれば、実際に標本を作ってみるのが良いという事でした。

写真で見るのと、実際の標本は違うので、やはり現物を見た方が良いと言われました。

先生から依頼があった際、余分に染めて、コレクションしようと思います。



充実した1日でしたが、凄いきつかった。

来年に備えて、少しずつ頑張ります。

とりあえず酔わないようになる方法を知りたいな。


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