虚実歴史(+漢字論・固有名詞問題)研究家@kyojitsurekishi
@nori_bomber からくり屋の源太(演:大倉忠義)と仕立て屋の匳(演: 田中聖)が三味線屋・組紐屋に近いのですが、勇次の前の仕事人は畷左門(演:伊吹吾郎、吾朗)で、左門は刀を使う浪人から素手の怪力坊主になったのですから、このポジションは武器が一定していない方が納得します。個人的には京本政樹に仕置屋・市松のような針状の武器を使う仕事人を演じてほしい気がします。彼はお呼びがかかった時、市松タイプを予想して紐が武器だと知って驚いたそうです。勇次と竜はむしろ糸や紐を封じられた時の応用力が乏しく、竜の殉職の原因になっていていました。
posted at 23:34:18
posted at 23:40:20
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【画像】必殺シリーズにおける武器の系統

ここで『仕置人』『仕留人』『仕置屋』『仕事人』の仕置技の系統を考えてみる。
『仕業人』『新仕置人』『商売人』は例外的とする。
鉄→大吉→印玄→左門→勇次→竜→銀平→影太郎
錠→糸井貢→市松→秀→政
中村主水
こうなると『激闘編』で竜が相変わらず組紐を使っていたのは原点回帰としては不完全だった。
竜が『激闘編』で刀を使えば原点回帰は完璧だった。
2013年12月15日(日)
@kyojitsurekishi
空想必殺シリーズ仕置技対決
刀:西村左内vs中村主水 他
針・竹串・簪:藤枝梅安vs市松vs秀vs坂東京山
手槍:棺桶の錠vs鍛冶屋の政
怪力:念仏の鉄vs大吉(仕留人&渡し人)vs印玄vs畷左門(後期)vs壱
三味線の撥:糸井貢vs泣き節お艶
仕込み扇子・おせい(商売人)vs弐
posted at 16:39:36
刀は仕掛人の西村左内、小杉十五郎に始まり、仕置人の中村主水、助け人の中山文十郎、新からくり人の高野長英、仕事人の畷(なわて)左門、仕舞人の直次郎など。
仕切人の新吉は物差しに仕込んだ刀を使った。
まっしぐらの高天原綾麻呂は神社の宝刀を拝借。
滝田栄が演じた清河八郎、千葉周作、平手造酒、山田朝右衛門を経て、東山紀之の演じた渡辺小五郎(わたなべせうごらう)に受け継がれる。
太棹の新之助は仕込み三味線を使っており、山田五十鈴の系統に近いが、新之助の仕込み三味線は刀だった。
匕首は女や老人に多く、仕事屋の政吉、まっしぐらのお銀、「主水死す」の伝兵衛、名取裕子が演じた女仕事人など。
針状の武器は藤枝梅安の針、辻平内の煙管、糸井貢の仕込み矢立、市松の竹串、やいとや又右衛門の針などがあり、代表的なのは簪。
簪はおせいに始まり、秀と京山に受け継がれた。変わったところでは渡し人の中村雅俊が使った手鏡の柄に仕込んだ針。
怪力はもともと梅安の針を按摩に置き換えた念仏の鉄の骨はずしに始まり、仕留人の大吉で医療の技術と関係なくなった。
その後、印玄、左門などが受け継いだ。
三味線の撥は西村左内が刀を使えない状況で代わりに使ったのが最初(放送順)で、糸井貢を経て、仇吉、お艶、おとわ、おりくといった山田五十鈴の演じた女仕事人に受け継がれた。
参照
必殺シリーズ「原点回帰」――針と怪力と刃物の系統(弐) - Yahoo!ブログ
仕事人たちの武器の系統 ものがたりの歴史・掲示板
仕事人たちの武器の系統(2014年7月29日) ものがたりの歴史・掲示板
@nori_bomber からくり屋の源太(演:大倉忠義)と仕立て屋の匳(演: 田中聖)が三味線屋・組紐屋に近いのですが、勇次の前の仕事人は畷左門(演:伊吹吾郎、吾朗)で、左門は刀を使う浪人から素手の怪力坊主になったのですから、このポジションは武器が一定していない方が納得します。個人的には京本政樹に仕置屋・市松のような針状の武器を使う仕事人を演じてほしい気がします。彼はお呼びがかかった時、市松タイプを予想して紐が武器だと知って驚いたそうです。勇次と竜はむしろ糸や紐を封じられた時の応用力が乏しく、竜の殉職の原因になっていていました。
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【画像】必殺シリーズにおける武器の系統

ここで『仕置人』『仕留人』『仕置屋』『仕事人』の仕置技の系統を考えてみる。
『仕業人』『新仕置人』『商売人』は例外的とする。
鉄→大吉→印玄→左門→勇次→竜→銀平→影太郎
錠→糸井貢→市松→秀→政
中村主水
こうなると『激闘編』で竜が相変わらず組紐を使っていたのは原点回帰としては不完全だった。
竜が『激闘編』で刀を使えば原点回帰は完璧だった。
2013年12月15日(日)
@kyojitsurekishi
空想必殺シリーズ仕置技対決
刀:西村左内vs中村主水 他
針・竹串・簪:藤枝梅安vs市松vs秀vs坂東京山
手槍:棺桶の錠vs鍛冶屋の政
怪力:念仏の鉄vs大吉(仕留人&渡し人)vs印玄vs畷左門(後期)vs壱
三味線の撥:糸井貢vs泣き節お艶
仕込み扇子・おせい(商売人)vs弐
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刀は仕掛人の西村左内、小杉十五郎に始まり、仕置人の中村主水、助け人の中山文十郎、新からくり人の高野長英、仕事人の畷(なわて)左門、仕舞人の直次郎など。
仕切人の新吉は物差しに仕込んだ刀を使った。
まっしぐらの高天原綾麻呂は神社の宝刀を拝借。
滝田栄が演じた清河八郎、千葉周作、平手造酒、山田朝右衛門を経て、東山紀之の演じた渡辺小五郎(わたなべせうごらう)に受け継がれる。
太棹の新之助は仕込み三味線を使っており、山田五十鈴の系統に近いが、新之助の仕込み三味線は刀だった。
匕首は女や老人に多く、仕事屋の政吉、まっしぐらのお銀、「主水死す」の伝兵衛、名取裕子が演じた女仕事人など。
針状の武器は藤枝梅安の針、辻平内の煙管、糸井貢の仕込み矢立、市松の竹串、やいとや又右衛門の針などがあり、代表的なのは簪。
簪はおせいに始まり、秀と京山に受け継がれた。変わったところでは渡し人の中村雅俊が使った手鏡の柄に仕込んだ針。
怪力はもともと梅安の針を按摩に置き換えた念仏の鉄の骨はずしに始まり、仕留人の大吉で医療の技術と関係なくなった。
その後、印玄、左門などが受け継いだ。
三味線の撥は西村左内が刀を使えない状況で代わりに使ったのが最初(放送順)で、糸井貢を経て、仇吉、お艶、おとわ、おりくといった山田五十鈴の演じた女仕事人に受け継がれた。
参照
必殺シリーズ「原点回帰」――針と怪力と刃物の系統(弐) - Yahoo!ブログ
仕事人たちの武器の系統 ものがたりの歴史・掲示板
仕事人たちの武器の系統(2014年7月29日) ものがたりの歴史・掲示板