富士塚を行く

身近な富士塚を見に行く
都内区部が多いが
その周辺地、遠隔地にも
足を延ばして見て歩いた記録

✖ 早瀬浅間社

2021年01月17日 23時32分35秒 | 富士塚

  新年を迎え、初詣でも行きたいところだが、この昨今のコロナ禍の中、「外出をするな」とか「3密を避けろ」と言われ、なかなか出掛けられない。そこで、人と会わずに初詣しようと考えたのが、富士塚のある有名じゃない神社へ行くこと。  早速、ネットで近場の富士塚を探す。条件は、①3密じゃないこと、②人と会話しないこと、③飲食しないことだ。そうなると、移動は電車やバスは駄目。遠出はしないことだ。自転車を活用し、近いところへ行こう。こうして条件に合致したのが今回の富士塚、早瀬浅間社だ。荒川の土手伝いに笹目橋まで進み、その橋の袂近くの立地だ。


 さて、この神社、非常に小さな神社だ。
神社と言っても社はない。境内の奥に小さな祠がある程度。その他、古い石像物が4基、比較的新しいであろう石碑と、特異な雰囲気の狛犬一対がある程度だ。
 でも、残念ながら富士塚はなかった。ネット検索で、塚があると早合点していた様だ。現地には、この神社の再起を願った有志の人の神社再建の石碑があり、それを読むと、元は笹目神社から分祀され、亦、荒川の河川改修や大宮バイパスの開通工事に伴い神社が移転されたとのこと。もしかすると、その過程で、様々なものが失われたのかも知れない。その中には富士塚もあった?あったら良かったなぁと勝手な想像をした年始め富士塚探訪だった。

▲石造物が集められているが、かなり風化が進んでいる

▲こんもりした台座に乗った狛犬

こちらもだいぶ風化している

▲上の狛犬を右側から角度を変えてみると、左下側に子供の獅子がいるのが分かる

▲大杉神社って何だろう

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 埼玉県戸田市笹目八丁 早瀬浅間社内
 2021年(令和3年)1月3
日・ 日曜日・14時頃・晴れ



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