その後、新しく出来た映画館「新宿バルト9」に観に行ってきました。
ここは水曜日だというのに“レディースデイ”がありませんでした。
「スウィニー・トッド」は見た事がありませんが、
ミュージカル作品という事は知っていました。
『舞台は19世紀の英国ロンドン。無実の罪で投獄され、
妻も娘も奪われた男が名前も姿も変えロンドンのフリート街へ戻ってくる。
15年ぶりに再開した理髪店そこで腕を振るうのは殺人理髪師
スウィーニー・トッド。』
映画なのに思いっきりミュージカル作品なのでかなり驚きました。
ミュージカル好きなので大丈夫ですが、苦手な方は辛いかも。
想像以上に血がいっぱい飛び散ります。
本当は苦手なんですが。
この作品はとても切ない、悲しいと思いました。
ミセスラベットの気持ちも分からなくはないけど、
トッドに奥さんの事をちゃんと話して欲しかった。
話していれば、判事や部下だけの復讐で済んだかもしれないし
ただの殺人鬼にはなっていなかったと思う。
トッドは娘ジョアンナにも父と娘という形では会えていないし、
奥さんとも・・・本当に切ない。
最後突然終わってしまいましたが、ジョアンナや助け出そうとしていた彼
そしてトビー(子供)はどうなってしまったんだろう・・・と気になります。
“ジョニー・デップ”と“ヘレナ・ボナム=カーター”が歌い終わった時には
思わず拍手したくなる位上手かったし、
子役も他のキャストもみんな歌が上手くてビックリしました。
特に“ジョニー・デップ”は上手かっただけではなく
歌声は鬼気迫るものを感じました。
“ジョニー・デップ”は狂気物がやっぱり合っているというか好き。
絶対にもう一回観に行きます!!
そう言えば、悪徳判事“アランリック・マン”は
ハリーポッターシリーズのスネイプ役で出ていますね、
二作しか見てないけど、その部下も出ているそうです。