「シンゴジラ」を観に行った時に予告で気になっていたんだけど、番宣やレビューを読んでますます観たくなりました。(原作未読)
同じ作者、監督の
「悪人」は正直そんなに・・・って思えたんだけど。
この
「怒り」は上質で凄い作品でした。
久し振りに映画で泣いたし、衝撃的で、辛い部分もあったけど、全部踏まえた上でもう一度見直したいと思った映画でした。
八王子で起きた夫婦残虐殺人から1年、顔を変えて逃げ回っている。
東京、千葉、沖縄と3カ所で起こる物語。どこの所に犯人がいるかと言うストーリーの中ではミスリードがあったりしたけど
3つの話がややこしくならないでしっかりとした展開があったのは素晴らしかった。
「怒り」は沖縄編には感じられたけど、東京、千葉は人を信じる事が描かれていると思いました。
それにしても見ごたえのある作品だったし、久し振りに本当に良作だと思えたけど、ものすごく疲れました。
*ネタバレ*
辰也には田中(山神)を殺さないで欲しかったな。山神にはちゃんと罪を償ってほしかった。
大西(綾野剛)は藤田(妻夫木)に何で施設育ちとか病気のこととか言わなかったんだろう?
弱い自分を見せたくなかったのかな?
渡辺謙さんは、やっぱり存在感があっているだけで違う気がした。
森山未來はやっぱり上手い役者だと思うし、もっと色んな作品で見たいと思う。(最近は舞台が多いようだから)
今回広瀬すずは大変な役だったと思うけど素晴らしかった。
ウシジマくんのティッシュが置いてあったので頂きました