DEAN FUJIOKA - "History Maker 〜HITM Ver.〜" Music Video
勇希ちゃん「おおくりしているのは2016年10月にリリースした楽曲 History Maker。この曲はアニメ『ユーリ!!! on IC』のために書き下ろされた主題歌として世界的にも話題になった楽曲ですが、あらためてどんな思いで書いた楽曲だったんでしょうか?」 BOSS「チャレンジしてる人を応援したい、っていうのがシンプルにコアにあるのかな〜。人間ってどんな職業についててももう一歩前にとか、さらなる深みというか、昨日よりは今日、今日よりは明日って気持ちで頑張り続けることでポジティブな未来が待ってるっていう応援歌みたいな作品を作りたいなあって思って参加させていただきました。」 勇希ちゃん「トラックメイクにも関わっていると」 BOSS「最初は作詞して歌ってくださいってお話でいただいたんだけど、歌詞はめてやって、いい感じだなあっていうところまではきたんだけど、自分が歌うようなタイプの曲じゃないかもなあって思った。どっちかっていうとオーケストラのバラードっていうか、ディズニーとかの作品で流れそうな、品があって壮大な感じなんだけど、lowがきいていないっていうか地面を震わすようなストンプする感じとか躍動感みたいなのがもっとあったらすごい曲になるのになと思ってプロデューサーに提案して、もし余計なお世話じゃなかったら、自分は越権行為になるのかもしれないけど、もし自分もトラックメイキングに参加させてもらえるんだったらもっといい曲にする自信があるって。もちろん、そうなる可能性を持ってたっていうのはもともと梅林さんが作ったメロディがあって、松司馬さんがオーケストレーションのアレンジをしてくださったってものがあったからできたわけで。結果この曲がその後リリースされて、すごい規模感で広がってって、いまだに外国に行くと『Hisory Maker』のDEAN FUJIOKAみたいな感じで言ってもらえたりするから、自分にとっても1つのターニングポイントになった曲だなあと思ってて」
★History In The Making(B.G.M.のみ)
DEAN FUJIOKA - “History In The Making“ (Official Lyric Video)
勇希ちゃん「その曲から始まるアルバム、History In The Makingは2019年にリリースされましたがどんな思いで完成させたアルバムですか?」 BOSS「まだ全然途中経過ですっていう気持ち。まだ道の途中って感じかな。この期間に作った曲は実験っていうか、制作スタイルを東京にベースを置いて、自分の生活も東京に部屋を借りて住んで、その中から生まれいく曲たちだったから。いろんな出会いがあって、とにかく移動の連続の日々だったから、ラップトップの中だけで完結させられるかどうかどんどんそっちに集約していった。自分はABLETON Liveを使ってて、今までのただのレコーディングマシーンで並べ替えてオッケーみたいな感じじゃなくて、もうちょっと一歩踏み込んでデモとしてプリプロのところまでは自分でやってみようみたいな。もちろんコライトで01を作ってる曲もあるし、あとはサウンドプロデューサーといっしょに作ってるのもあるし、曲によっては自分で作ってそれをアレンジしてもらうっていうタイプもあって。どっちにしてもラップトップを楽器にしてインターネットでやりとりして作るっていうことの練習期間みたいな感じ。最終的に『Echo』が自分の中での1つのピークっていうかターニングポイントっていうか。もちろん、楽曲っていう意味で今ももっといい曲作ろうと思ってやってるんだけど、『Echo』で作詞・作曲を自分でできたこと、これもまたスイスでチューリッヒで核シェルターの取材とかしている時にヨーロッパの歴史を博物館でより深めてそのうえで作った復讐のテーマ曲。それが大きかった。自分の中で、あ、もういいやと思った。作詞・作曲にこだわる必要ないかもしれないと思って。『Echo』でそれができたから。あらためてそういう機会をくださった方々だったり、この作品集合体をいろんなアングルで、いろんなレイヤーで、一緒に作ってくださった方々のおかげで。ここであらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。その節はありがとうございました」 勇希ちゃん「じゃその曲をお届けしましょう」 BOSS「DEAN FUJIOKAで『Echo』」
勇希ちゃん「アルバムHistory In The Makingのリリース後に発表。この期間の制作はどうでした?」 BOSS「めちゃくちゃ大変だった。シャーロックの撮影の前に全部終わらせたからいろんなチャレンジがあった。「Shelly」と「Searching For The Gohst」の2曲立ては大変だった。1つの番組のオープニングとエンディングの両方を作るのは初めてだったから。すごく集中力が必要だったし、同時に作るっていうのは難易度が高かった。いい経験させてもらったなーと思うわ。月9の主題歌2曲やるってなかなかないと思うから。今後二度とないだろうな。しかも自分で出演もしてたから。なんかすげえカロリー高かったよ。ほんとに。ここのエンディングのフレーズなんかもろディアンジェロ。ディアンジェロが乗り移って作るっていうことでやったから。メロディとか決めないで適当にディアンジェロモードで。そこは役者パワーなのかもね。ディアンジェロ演じるみたいな」