星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

8/29のRPP。

2020-08-30 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

BOSSの憧れの人!追っかけしてた?!
ゲストのDJ KRUSHさんに情熱採取の後「・・・なんかちょっと感慨深くて全然コメントが出てこない。今ここでこうやってることがけっこう自分の中でグッときてます。まさかKRUSHさんに情熱とは何ですかって聞く日が来るとは思わなかった」って、うるうるきてた感じのBOSSが印象的。興奮して早口になったり、急に無言になったり、想い人を前にしてただごとではない様子がとても愛おしく感じられました。



 

***
この日のゲストはDJ KRUSHさん。トーク内容は後日J-WAVE NEWSにアップされるので、以下オンエア曲のみ。

<PLAY LIST>

●UNKLE FEAT. IAN BROWN「Be There 」

UNKLE - Be There

 

***ゲストのDJ KRUSHさん登場後***


●DJ KRUSH FEAT. INDEN「Toki No Tabiji」【BOSS選曲】

YouTube へ

 

●DJ KRUSH「Signs of Recovery」

Signs of Recovery [Album Ver.]

 

***DJ KRUSHさんの情熱採取後***

●DJ KRUSH「Transition」【BOSS選曲】

DJ Krush - Transition

<選曲理由>

勇希ちゃん「こちらの曲をセレクトしてくれたのはなぜですか」
BOSS「さっきも言ったんだけど、KRUSHさんの音楽って1曲単位で聴くものじゃないっていう、なんかそれを表す時にTransitionっていう、ここだけを切り抜いてあえて1曲として聴いてもらうとすごくわかりやすいかなあと思って。すごい細かな起承転結というか物語の波があって、その曲線の一部分の、そのTransitionなわけだよね、これが。もちろんこうやってその部分だけ聴いても素晴しい曲なんだけど、この前とこの後ろにどんな音があるのかって、気になる、じゃん。これ聴くと。そういう話をするいいきっかけになるかなって。
勇希ちゃん「お話をしていても、流れを俯瞰で見ることを重要視してるんだなってことが伝わってきましたね」
BOSS「うん、今日初めてこうやってお話させてもらって思ったけど、音楽なんだけど、そのカテゴリーというか、その扱っているものは。なんか思想だよね。DJ KRUSHっていう、なんか思想なんだなって。それを音楽を介してファンは楽しんでるみたいな、さ。」
勇希ちゃん「そうですね。そこがやっぱりオリジナリティであり、みんなが好きになるところっていうことですね。世界に伝わるところで」

<DJ HIYAKASHI>

勇希ちゃん「DJのお話もお伺いしましたが、BOSSも去年、m-floのTakuさんのイベントでDJされてましたよね」
BOSS「そうそう、DJ HIYAKASHI』
勇希ちゃん「そんなDJネームなんですか?!すごい!」
(二人笑)
BOSS「いやま、そうねー。まあおかげさまでTakuさんとTJOさんのおかげですごい楽しい思い出になったねー、その夜は」
勇希ちゃん「人前でDJすることってそもそもあったんですか?』
BOSS「自分の名前とか顔出してフライヤー打って、やりますみたいなのは初めてだったのよ。これが」
勇希ちゃん「しかも渋谷のWOMBで?わあーすごいなあ!見れた人ラッキーですね」
BOSS「(笑)もうねえ、メッチャ暴れた」
勇希ちゃん「暴れた?」
BOSS「うん」
勇希ちゃん「あ、DJが暴れるタイプのDJ」
BOSS「そう単純にもうパリピになってたっていう、どっちかっていうと」
勇希ちゃん「アハハ、楽しかったですか?」
BOSS「やっぱりすごく、そこにいる人たち全員がこの瞬間を特別なものにしようっていう、そのなんかモチベーションがすごい高かった夜だなあって思うし」
勇希ちゃん「ステキ!」
BOSS「うんほんとに。楽しもうぜっていうのがねえ、ちょっと前のめりになって(笑)」
勇希ちゃん「うーーーん。DJをやる、その聴くほうではなくプレイする魅力ってどんなところでした?」
BOSS「なんかねえ、もうとにかくLowが好きだからさあ」
勇希ちゃん「はい、低い音?」
BOSS「そうベースミュージックでメシ何杯でもいけますみたいな感じだから。もう上げるなって言われてもやっぱりこう地面が揺れてないとさ、なんか物足りなくなってきちゃうっていうかさあ」
勇希ちゃん「絶対あのメーターが赤になってる」
BOSS「そそそそ」
勇希ちゃん「上げちゃダメなとこまで」
BOSS「そ、ベースで飛ぶみたいな、、感じ、なんつの空間支配してる感がすごいじゃん、DJやってる時って」
勇希ちゃん「そうですね、うまくいったら、はい」
BOSS「そそそそ。自分がパフォーマンスしてやる時って歌をちゃんと届けようってするからさ、リハの時とか音作りの時は全体の音をPAの方から聴いたりしてチェックするけど、ステージにいながら歌とか関係なくて単純にそのハコで鳴ってる音を自分も一緒にこう楽しめるっていう。もちろん、まあみんながどういうふうにしてるかっていうのを見ながら一体感作っていけるっていうのが、DJ最高だなあと思った」
(二人笑)
勇希ちゃん「DJの方がまぁプレッシャーもちょっとは少ないんですかねえ、歌うよりは」
BOSS「あ、どうなんだろうねえ。いや、けっこう緊張したけどね。初めてといえば初めてだから。ああいう形でやるのが。ひやかしでちょっとノリでいける乱入みたいなのだとさ、まあべつにその場のノリとちゃんと合ってればね、ゆるしてもらえるっていうか、楽しければいいみたいなところもあるかもしれないけど、ホームパーティー的な。いちおう一つの仕事というかイベントとして打ってもらってやってたから、もしかしたら自分のLIVEより緊張したかもしれない」
勇希ちゃん「アハハハハ。そうなんですね」
BOSS「うん」
勇希ちゃん「またやりたいですか?」
BOSS「そうだね、時間帯が早ければ。まだ夕方帯とかであるイベントあったら、ぜひやりたいなと思ってまーす」
勇希ちゃん「はい。さ、それでは今夜も最後にBOSSのナンバーを聴かせてください。
BOSS「はい」
勇希ちゃん「曲紹介お願いします」
BOSS「DEAN FUJIOKAで Neo Dimension」

●DEAN FUJIOKA

DEAN FUJIOKA - “Neo Dimension” (Official Lyric Video)

***

★★★BOSSのDJの様子はこちらに ↓

インターギャラクティックのDJ DEAN一挙掲載。


インターギャラクティックのDJ DEANその2。

 

WEB記事
PARTY CHANNEL「DEAN FUJIOKA登場&DJデビュー!白熱の☆Taku Takahashi率いる"インギャラ”レポ」

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8/22のRPP(オレは生き抜く!)。

2020-08-23 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

勇希ちゃん「ずっと言いたかったことがあるんですけど」
BOSS「なんだ」
勇希ちゃん「お誕生日おめでとうございます!」
BOSS「お、ありがとう。うれしいなあ〜」
勇希ちゃん「今年はどんな1年にしたいですか?」
BOSS「今年1年、とりあえず生きる!オレは生きる。もうコロナとかいろんなのあるけど、オレは生き抜く!」

六本木ニュースより、森美術館のSTARS展について:BOSS「全員気になるけど、特に宮島達男さん、村上隆さんが今何やってるのか気になる。絶対行った方がいいですね。」
勇希ちゃん「興味のある方はぜひ足を運んでみてください」
BOSS「いってきまーす」(か、かわぃぃぃ)
二人「ふふふふふ・・・」

<BOSSの音楽への情熱を採取>

勇希ちゃん「お誕生日スペシャルということで、先日『Neo Dimension』をリリースされたBOSSにフューチャーしてBOSSの音楽への情熱を1時間にわたって採取していきます!」
BOSS「いいの?すごいねこれ、癒着じゃないの? 大丈夫?」
勇希ちゃん「癒着じゃないです、これはBOSSの番組なので。」
BOSS「自作自演」
勇希ちゃん「バンバン採取していきます」

<音楽でどのようにHistoty Makingしてきたかをたどる>

勇希ちゃん「スタートはどの曲からいきましょうか」
BOSS「自己紹介の意味を込めて作った『My Dimension』から聴いていただきたいですね」

●My Dimension

(やったー!!やっぱり、これ元気でるわぁ〜♪)

DEAN FUJIOKA 「My Dimension」 Music Video Short ver.

勇希ちゃん「2013年にリリースの『My Dimension』、BOSSにとってどんな楽曲なんでしょうか?」
BOSS「自己紹介かな。意思表明みたいな。独立宣言みたいな。そういう気持ちを込めて作った曲かな〜。それまで音楽をキャリアとして考えてなかったから。2008年、2009年の頃から自分で制作を始めるようになって。その前も趣味でトラックメイキングとかやってたけど、ビデオアートとか映像作品のバックグランドミュージックにつける音ネタを作るようなことをやってたけど、自分で歌詞を書いて歌おうって思ったのが2008年の終わり頃、2009年の頭頃。その時にこの形にはなってなかったけど、ギターのカッティングのループみたいなのとか、ほんとにそういう手癖だったりとか、なんとなく鼻歌みたいなものから始めて、自分でもどのくらいかかったか覚えてないんだけど。そのときいろんなとこに旅しながら作ってたから。もちろん制作はジャカルタで始めようって流れにはなったんだけど、やっぱりいろんなとこ旅しながらだったから。中華圏でも仕事は続けてたし、自然発生的に作り始めたから。けっきょく208年、2009年ぐらいに始めて最終的にリリースになるまで5年かかったっていうね」
勇希ちゃん「5年!すごい!」
BOSS「ま、その間にも他の曲もいろいろ作ってたんだけど、合間に俳優の仕事したりとか、他のこともやりながら、例えば映画とかドラマを撮り終わったら、またジャカルタ行って制作やって、1曲1曲作って、散財したら貯金しに他の国で俳優とかモデルの仕事やったりして、そういうノマドスタイルで仕事してたから。そうこうしているうちに2010年ぐらいかな、台湾で自分が参加した映画が日本と台湾の合同プロジェクトで、日本からすごい役者さんたくさん来てて。その縁があって日本で仕事しないかってオファーいただいて、日本で一番最初の仕事、なんか初監督もやることになって。「My Dimension」って曲は自分にとっていろんな節目でターニングポイントを象徴するような存在だったっていう楽曲だね」
勇希ちゃん「すごい!この1曲にそんないろんな場所でのいろんな人とのエピソードが詰まっているとは!」
BOSS「込めすぎた?」
勇希ちゃん「その後、2016年に初のアルバム Cycleがリリース。2013年にインドネシアでレコーディングされたアルバムだったんですね」

★Midnight Messenger(B.G.M.のみ)

勇希ちゃん「CycleはジャカルタのプロデューサーのDJ SUMOさんと制作を進めていったと。面白い名前ですね。どんな方なんですか?」
BOSS「ほんとはスマントリーって名前なんだけど、名前が長くて見た目もお相撲さんみたいな体型だからSUMOでいいじゃん、キャッチーだよって、勝手にそう呼んでるっていう」
勇希ちゃん「私もこのアルバムを聴かせていただいて、本当に1曲1曲が全然違う様相を持ったアルバム全体がミクスチャーみたいな、でも魂はRockというか。制作はどんなふうに進んでいったんですか?」
BOSS「そんなちゃんとしたプロセスじゃなかった。ぐっちゃぐちゃだったから。エネルギーの燃えゆくままみたいな。ジャカルタってハッピーで住みやすいところなんだけど、法律があんまり行き届かない部分もあって、そのカオスな感じがいいなあと思った。社会が別の基準で回ってるというか。やるべきことやっちゃいけないことっていうのが違うモノサシがあって。向こうにいて作ってる間じゅうスタジオにいるだけじゃなかったから。そういうのも含めて言語化できない、未だに。あまりにも濃い日々だったから。でも、すごく混沌とした中で1曲1曲形にしていったって感じで。今あらためて聴くとプライベートな感じっていうか手作り感満載っていうか。もちろんサウンドとしてSUMOがそこはビシッとやってくれてるのはあるんだけど。今やろうと思ってもああいうことできない。今だったらもっと曲のコンセプトとかBPMのこととかキーとかグルーブとかどんな楽器入れるとか全部頭の中である程度設計できちゃうから。1曲1曲試したり、このコードプログレッション(?)がどうでとか。なんか、絵描きがカラーパレットっていうのかな、色のグラデーションあるじゃない。あれを『Cycle』ってアルバムを通して自分のやつを作ったって感じ」
勇希ちゃん「絵を描いたというより」
二人「絵の具を作った」
BOSS「そうそう。自分の感情表現のカラーパレット、こういう時はこういうアプローチをするみたいなバリエーションを10曲分作って、チャートだよね、円チャートみたいな。今もあれが活きてるなって思う。今も新曲作ってるけどあの時の基準値ってかカラーパレットがあるから迷わないんだよね」
勇希ちゃん「わあすごい!そこまで自分と向き合って自分のことを理解する、表現するってそりゃ3年かかりますね。じゃ、そこから何色を今からお聴かせいただきましょうか?」
BOSS「これ、シンガポールにいた時にこのタイトルにしたのよ。夜中まで開いてるフードコートみたいなのがあって。そこでなぜかこのことばがパッと浮かんで。それで作ったんだけど色でいうと3色混ざってますみたいな感じ。この時初めて3言語を1つの曲にまとめたっていう記念すべき曲。当時は頭の中がぐっちゃぐちゃすぎて1つの言語で文章を始めて終わらすことができなかった。これしかできなかった。もっともっとあとで作ったShellyも3言語混ぜて作っているけど、あれは視点の切り替えと言語の切り替えが完全にリンクしてるんだけど、意図を持ってそれをやってる。でも、Sweet Talkはこれ以外の形で作れなかった。コンプレックスの塊のような曲ですけど、そう3色のラブソング♪ です。DEAN FUJIOKAで『Sweet Talk』」

●Sweet Talk (公式MV作ってくださーい)

●History Maker

DEAN FUJIOKA - "History Maker 〜HITM Ver.〜" Music Video

勇希ちゃん「おおくりしているのは2016年10月にリリースした楽曲 History Maker。この曲はアニメ『ユーリ!!! on IC』のために書き下ろされた主題歌として世界的にも話題になった楽曲ですが、あらためてどんな思いで書いた楽曲だったんでしょうか?」
BOSS「チャレンジしてる人を応援したい、っていうのがシンプルにコアにあるのかな〜。人間ってどんな職業についててももう一歩前にとか、さらなる深みというか、昨日よりは今日、今日よりは明日って気持ちで頑張り続けることでポジティブな未来が待ってるっていう応援歌みたいな作品を作りたいなあって思って参加させていただきました。」
勇希ちゃん「トラックメイクにも関わっていると」
BOSS「最初は作詞して歌ってくださいってお話でいただいたんだけど、歌詞はめてやって、いい感じだなあっていうところまではきたんだけど、自分が歌うようなタイプの曲じゃないかもなあって思った。どっちかっていうとオーケストラのバラードっていうか、ディズニーとかの作品で流れそうな、品があって壮大な感じなんだけど、lowがきいていないっていうか地面を震わすようなストンプする感じとか躍動感みたいなのがもっとあったらすごい曲になるのになと思ってプロデューサーに提案して、もし余計なお世話じゃなかったら、自分は越権行為になるのかもしれないけど、もし自分もトラックメイキングに参加させてもらえるんだったらもっといい曲にする自信があるって。もちろん、そうなる可能性を持ってたっていうのはもともと梅林さんが作ったメロディがあって、松司馬さんがオーケストレーションのアレンジをしてくださったってものがあったからできたわけで。結果この曲がその後リリースされて、すごい規模感で広がってって、いまだに外国に行くと『Hisory Maker』のDEAN FUJIOKAみたいな感じで言ってもらえたりするから、自分にとっても1つのターニングポイントになった曲だなあと思ってて」

★History In The Making(B.G.M.のみ)

DEAN FUJIOKA - “History In The Making“ (Official Lyric Video)

勇希ちゃん「その曲から始まるアルバム、History In The Makingは2019年にリリースされましたがどんな思いで完成させたアルバムですか?」
BOSS「まだ全然途中経過ですっていう気持ち。まだ道の途中って感じかな。この期間に作った曲は実験っていうか、制作スタイルを東京にベースを置いて、自分の生活も東京に部屋を借りて住んで、その中から生まれいく曲たちだったから。いろんな出会いがあって、とにかく移動の連続の日々だったから、ラップトップの中だけで完結させられるかどうかどんどんそっちに集約していった。自分はABLETON Liveを使ってて、今までのただのレコーディングマシーンで並べ替えてオッケーみたいな感じじゃなくて、もうちょっと一歩踏み込んでデモとしてプリプロのところまでは自分でやってみようみたいな。もちろんコライトで01を作ってる曲もあるし、あとはサウンドプロデューサーといっしょに作ってるのもあるし、曲によっては自分で作ってそれをアレンジしてもらうっていうタイプもあって。どっちにしてもラップトップを楽器にしてインターネットでやりとりして作るっていうことの練習期間みたいな感じ。最終的に『Echo』が自分の中での1つのピークっていうかターニングポイントっていうか。もちろん、楽曲っていう意味で今ももっといい曲作ろうと思ってやってるんだけど、『Echo』で作詞・作曲を自分でできたこと、これもまたスイスでチューリッヒで核シェルターの取材とかしている時にヨーロッパの歴史を博物館でより深めてそのうえで作った復讐のテーマ曲。それが大きかった。自分の中で、あ、もういいやと思った。作詞・作曲にこだわる必要ないかもしれないと思って。『Echo』でそれができたから。あらためてそういう機会をくださった方々だったり、この作品集合体をいろんなアングルで、いろんなレイヤーで、一緒に作ってくださった方々のおかげで。ここであらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。その節はありがとうございました」
勇希ちゃん「じゃその曲をお届けしましょう」
BOSS「DEAN FUJIOKAで『Echo』」

●Echo

DEAN FUJIOKA「Echo」Music Video

 

<BOSSが影響を受けた3大アーティストは?>
勇希ちゃん「ここからは番外編。BOSSの音楽人生に影響を受けた3大アーティストを選んでいただきその音楽についてうかがっていきたいと思います」
BOSS「これね、難しい選ぶの。いろいろストーリーを絡めていうとこの3組かな」

1組目は?

BOSS「メタリカです」

★MASTER OF PUPPETS(B.G.M.のみ)

Metallica - Master Of Puppets [Full Album]

BOSS「ディストーションが鳴ってるギターがそれまでの自分をぶっ壊した感じだったんだよね。それがメタリカだった。最初にちゃんとしたギターを買ったのがメタリカのカーク・ハメットのモデルだったりとか。メタリカの曲だけでライブやったりとか。20曲近くコピーして。メタリカのコピバン。完コピを目指すバンドみたいな。高校生の時にやってたのよ。全員メタルみたいな。男塾だったね」
勇希ちゃん「どういうところに影響を受けたとかありますか?」
BOSS「もうひずんでないと音楽じゃないと思ってた、そのとき。で、ニルヴァーナもめっちゃハマったわけ。カート・コバーンになりたいみたいな感じになっちゃって。人生に大きな影響を受けてるなと思うね。U.S. メタルとかグランジとかそのシーンに。自分の10代、20代前半ぐらいまでこの2アーティスト」

2組目は?

BOSS「ディアンジェロ! 」(B.G.M.のみ)

★Untitled (How Does It Feel) 

D'Angelo - Untitled (How Does It Feel) (Official Video)

勇希ちゃん「私も大好きです」
BOSS「いいよねえ。もうブラックミュージックの真髄っていうか、本当に自分はブラックミュージックが好きなんだなって確信した瞬間を作ってくれたのがディアンジェロ。この美学みたいなファルセットの感じとか、すごいソウルフルっていうか、チャネリングしてるというかトランス状態だよね。うっとりみたいな。こんな風に歌えたらいいなと思った。VOODOOってアルバムがすごく大きな出会いだったね。ディアンジェロの音楽があったからShellyみたいな曲も作りたいと思えるようになったし、さらにもっともっと濃いものをやりたいなと思える。聴くたびにいろんなインスピレーションが湧くから、神!」

3組目は?

BOSS「王菲(フェイ・ウォン)です」

★紅豆 - 王菲(B.G.M.のみ)

勇希ちゃん「中国のアーティストですか?」
BOSS「アメリカの後、香港でアート・エンターテイメントの業界に入ったんだけど。一番最初の映画の主題歌がこの「紅豆」っていう曲。それまでこういうタイプの音楽をあんまり聴いてこなかったんだよね。中華圏人生、アジア人生が始まったきっかけだったからさ、ある意味。ここから新しいアカウントが開いたみたいな。今振り返ると。そこからアジアの音楽もすごく聴くようになった。中華圏にいるとカラオケにもしょっちゅういくから。ディーバだよね、中華圏では王菲はもう神だよね。メタリカ、ニルヴァーナ、ディアンジェロとかターニングポイントを作ってくれたアーティストっていう意味では、職業としてやってるこの業界に入るきっかけにもなったし。ターニングポイントをつないでいくっていう意味でいうと、この曲!選びました」

●Shelly

DEAN FUJIOKA - “Shelly” Music Video

勇希ちゃん「アルバムHistory In The Makingのリリース後に発表。この期間の制作はどうでした?」
BOSS「めちゃくちゃ大変だった。シャーロックの撮影の前に全部終わらせたからいろんなチャレンジがあった。「Shelly」と「Searching For The Gohst」の2曲立ては大変だった。1つの番組のオープニングとエンディングの両方を作るのは初めてだったから。すごく集中力が必要だったし、同時に作るっていうのは難易度が高かった。いい経験させてもらったなーと思うわ。月9の主題歌2曲やるってなかなかないと思うから。今後二度とないだろうな。しかも自分で出演もしてたから。なんかすげえカロリー高かったよ。ほんとに。ここのエンディングのフレーズなんかもろディアンジェロ。ディアンジェロが乗り移って作るっていうことでやったから。メロディとか決めないで適当にディアンジェロモードで。そこは役者パワーなのかもね。ディアンジェロ演じるみたいな」

勇希ちゃん「2020年に突入してわがROPPONGI PASSION PITがスタート。今年に入っての楽曲制作は?」
BOSS「コロナのおかげでだいぶ予定が狂ったけど。新曲作ってて、もう完成してるのが何曲かあるし。今まで仕事しすぎたと思った。一回こうやってコロナで足を止めて整理。自分の生活のこととか身の回りのことそのまんまで走り続けたっていう感じだったから、一回、クリエイティブな仕事するためにやらなきゃいけない身辺整理みたいなことができてよかったなって思ったし、家族とも一緒に過ごせたから、そこですごくいろんなエネルギーもらったり、インスピレーションもらったりもあったし」

勇希ちゃん「『Neo Dimension』はそういう状況下でできたものですか? 」
BOSS「2月にストリーミングでアコースティックライブやって。元々はほんとは東名阪で回る予定だったけどコロナで中止になって。その時にアコースティックバージョンで作ったアレンジがすごく良くて、それをベースに新しいアレンジを作ろうっていうことで。好評だったから『Neo Dimension』という形でそれを具体化させたっていう流れだね。ドラムはマバちゃんが叩いてくれてたりとか。マバちゃんとはすごく縁があって。自分が一番最初に日本でライブやった時に、マバちゃんとDJ BAKUちゃんと3人でバンド組んでクラブとかでパフォーマンスやってた。そこから自分はTVドラマとか映画で忙しくなっちゃって。マバちゃんもソロだったり、Ovallですごい活躍されて。あらためてHistory In The Makingの時に『Fukushima』って曲を一緒にやらせてもらって。で、ここにきて当時3人で演奏した『My Dimension』を全然違う形でドラムを叩いてもらったっていうのは、けっこう自分的にはまた隠れた一つのストーリーっていうか。横山さんがずっと日本とかアジアのツアーいっしょに回っていく中でのサウンドをやってくれてたっていうところのラインもあるし、いろいろあるんだよね」
勇希ちゃん「この1曲は特別ですね」
BOSS「そうだね」
勇希ちゃん「では聴かせてください、BOSSから曲紹介お願いします」
BOSS「DEAN FUJIOKAで『Neo Dimension』」

●Neo Dimension

DEAN FUJIOKA - “Neo Dimension” (Official Lyric Video)

勇希ちゃん「今夜はBOSSの音楽への情熱を採取してきました。もう話が止まらないですね。」
BOSS「これねー、やっぱり自分の話は話が長くなってしまう。もうしわけない、ほんとに」
勇希ちゃん「でも、もし私がほかの音楽番組でゲストにお迎えしてたらこんなに聴けないかな、そんなに時間ないし。出演される側としてもかいつまんでお話しされると思うんですけど。だからうれしいです。」
BOSS「あらためてこういう機会を作っていただけてほんとにありがたいですね」
勇希ちゃん「音楽活動においてこれからやってみたいことは?」
BOSS「作るっていう意味ではそこまで変わらないかもしれないですけど、ライブパフォーマンスをするっていう意味ではすごく状況が変わってきてて、そこでじゃあ自分なりにどういう表現ができるかっていうところをいま絶賛考えて作ろうとしてて。もちろんパンデミックという状況はずっとは続かないから、いつかはまた生のハコでみんなで音楽を楽しむっていうことはできると思うんだけど、とはいえ、それがいつ来るかっていうのはまだ見えないから。2020年の、こういう100年に一度のパンデミックみたいな中でどういうパフォーマンス、どういう表現活動ができるかっていうお題に対して自分がどう応えられるかっていうのを具体的にやっていこうかなと思ってますね」
勇希ちゃん「楽しみにしてます」
BOSS
「それではそろそろROPPONGI PASSION PIT そろそろ締める時間となりました。J-WAVE『ROPPONGI PASSION PIT』ここまでのお相手はディーン・フジオカと
勇希ちゃん「三原勇希でした」
BOSS「よい週末の夜を」

***
三原勇希さんのナビゲートがとても上手なので、BOSSも安心してるのか、言葉がとめどなく飛び出し、あふれている感じ。4月からの積み重ねあればこそ!やっぱり自分の番組だから遠慮しなくていいというのが大きかったのかな。自作自演第2弾!お願いします。個人的には過去のインタビューと補完しながら聴いているところもあったりして、より楽しめました。最近知ったという人にもBOSSの音楽への情熱がよく伝わる内容だったのではと思います。神回決定です!
オンエア終了後、TwitterのTLには「BOSSの情熱採取をやってない。忘れてるよ」という異議申し立てがいっぱい(笑)いや、たぶん、喋ってくれた全部が情熱サンプルなのだということにしておこうと個人的に思いました。だって一言で言えるとは思えないし。

***
【J-WAVE NEWSまとめ】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日8/22のRPP。

2020-08-22 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

やったー!まるごとBOSSの情熱採取だよ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先週8/15のRPP。

2020-08-22 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

先週のゲストは、つくろい東京ファンド代表理事の稲葉剛さんでした。

コロナ禍が日本に蔓延し始めた頃だったか、緊急事態宣言が発令される前だっと思う。私自身の関心がまだウィルス感染の恐怖にしかなかった頃、テレビで稲葉さんの活動を知った。路上生活者が増えることを予想して空室を探し、下見して借り上げているところの密着取材だった。ニュースの多くが病院の空きベッド問題を報道している時に、近々仕事をなくし住居を失う人たちのために、すでに空き室を用意している人がいることに驚いた。

ディーンさんが稲葉さんに共感し、自分の実感から発想して質問するところもわかりやすかったし、三原勇希さんの進行もいつもながらとても適切だった。

 

特にBOSSの質問「日本に国籍はあるのに住所がない人たちは、一度落ちたら二度と這い上がれない落とし穴のように感じてしまうんじゃないか。一度住所を失うことは、今の日本においてどういう意味になるのか」という箇所。

(BOSSの曲『Made In JPN』の歌詞、「つまずいても許せる社会」が頭に浮かぶ。)

稲葉さんによれば、「住所や住民票がないことで仕事にも就きにくく、もう一度アパートを借りようと思っても現住所を求められる」。「貧困の問題を個人の努力の問題にするのではなく、社会の問題としてみんなで解決することが重要」とのこと。

「生活や家賃に困っている兆候を感じたら、私たちのようなNPO団体や行政の窓口に繋いでいただければと思います。」

「日本社会は自己責任論が言われるので『恥ずかしい』と感じて、なかなかSOSを出せない」

「自己責任論が強い理由として、戦後から根強く続いた『頑張って働けばなんとかなる』という精神があるから」

「いくら頑張っても貧困から抜け出せないことがあり得るということを知っていただきたい」

 

また、稲葉さんはビッグイシュー基金の共同理事も務めていて、雑誌による就労支援だけでなく、生活支援、ダンスやサッカーといった文化・芸術活動の応援にも力を入れているとのこと。

ホームレスサッカーについての記事はこちら

そういう視点があったのかと目から鱗の回でした。

 

***

稲葉剛公式サイトはこちら

「つくろい東京ファンド」公式サイトはこちら

『クロースアップ現代』の「まさか、家を失うとは… ~広がる 住居喪失クライシス~」に出演の稲葉さんはこちら

 

***
【J-WAVE NEWSまとめ】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NDMと思い出の曲を、タイムフリーで。

2020-08-16 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

ラジオでのオンエアは3回目。最初に Neo Dimensionが流れ、終わったらすぐにコメントが。

弾き語り。アメリカ留学中に学校で。10代の頃の思い出の曲として、RADIOHEADの「CREEP」をセレクト。曲後に歌詞のどこを変えたか、コミュニティーラジオ局についてなどハリー杉山さんが繋いでる。

私のTweetからタイムフリーにリンクしてます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日の朝はDさんの思い出の曲。

2020-08-14 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

8/15の朝6時からJ-WAVEの「POP OF THE WORLD」で、ディーンさんセレクトの曲がかかるらしい。聴かなきゃ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラジオで、Neo Dimension。

2020-08-14 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

サッシャさんのように癒着じゃなくても(笑)かけてくれる人がいるんです!一人はマーキーさんだったよ(^^) さすがです。もう一つはDATEFM(エフエム仙台)。番組を通してDEANさんの名前を当てるクイズ形式になっていて楽しめました。福島県の須賀川の風景を歌うアーティストや源ちゃんの曲も流れたよ。

 

8/12のオンエア。私のTweetからタイムフリーにリンクしてます。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Neo Dimension」ラジオで初オンエア。

2020-08-11 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

今日8月11日、サッシャさんの番組で「Neo Dimension」が流れました。ディーンさんのコメントとともに。

タイムフリーがここから聴けます↓

めっちゃかっこいいギターパフォーマンスと力強いラップが大好きな「My Dimenshion」。そして、そのアレンジVer.で、今日初めてラジオで聴いた「Neo Dimenshion」。憂いを帯びたギターの音色に幾重にも絡む感情の層が浮かび上がるようで、濃厚に美しい曲だと感じました。カモーン!って言ってもらえるような一緒に歌うパートはないのかもしれないけど、現在地のDEANの心の在り処を確かめながら何度でもリピしたい、、、

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今夜のRPP。

2020-08-08 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

今夜はこのひと。レミゼとシャーロックで共演しました。やっぱり、音楽の話聴きたいな。

<オンエア曲>

●SUCK MY KISS

Red Hot Chili Peppers - Suck My Kiss [Official Music Video]

●TAKE ME HOME

【MV】 金子ノブアキNobuaki Kaneko - Take me home

●ORCA FORCE

RED ORCA ORCA FORCE

●ONE ARMED SCISSOR

At The Drive In - One Armed Scissor

BOSSの選曲理由:90年代のいろんなROCKのシーンの中でいろんなカッコいいバンドたくさんいる中で、フェィバリットたくさんいるんだけど、激しさがちょっとこう祈りみたいな感じ、っていうイメージでこの回に選んでみました。

★このあとBOSSがLIVEやレコーディングで使用する楽器について

●SEARCHING FOR THE GHOST

DEAN FUJIOKA - “Searching For The Ghost” Music Video

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先週のRPP

2020-08-08 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

DさんのSNSにいるあのひとはどんなひと?と思っていたひとたちが少しずつわかってくる番組。

先週もまさにそういう回でした。

 

先週のRPP。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Neo Dimension」8/11初オンエア!

2020-08-07 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

「My Dimension」から「Neo Dimension」へ。ついにその時がやって来たようです。ドキドキ〜!!

FCのメールにあった情報ですが、普通のラジオ番組の情報なのでここに書いておきます。忘れないように。そして、たくさんの人に聴いて欲しいから。

********

8月19日(水)配信予定のDEAN FUJIOKA 「Neo Dimension」。デジタルリリースを前に一足早く、8月11日(火)放送のラジオ番組中に初オンエア決定!

【番組・放送日時】J-WAVE『STEP ONE』2020年8月11日(火) 9:00~12:30

09:00-10:00 STEP ONE(PART1)

10:00-12:30 STEP ONE(PART2)

(radikoだとPART1かPART2のどちらか)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さかのぼり〜

2020-08-06 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

さかのぼります

これはたしか NIGOさんからの?

後ろのフレームの文字も、ラジオ番組(8/1のRPP)に関係あるのでした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今夜のRPP。

2020-07-25 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

 

前回のレポート。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今夜のRPP。

2020-07-18 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

今夜23時から。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今夜のRPPは、きゃっ! TEI TOWAさん。(追記版)

2020-07-11 | DEAN FUJIOKA(ラジオ)

7/11(土)のゲストはTEI TOWAさん。テクノという言葉を思い浮かべてしまう、、、

ホントにROPPONGI PASSION PIT、聴いといたほうがいい番組だよね。23時から、J-WAVEで。

Deee-Lite - Groove Is In The Heart (Official Video)

 

 

【7/11 オンエア曲】

De La Soul - Ring Ring Ring (Ha Ha Hey) [Official Music Video]

 

●TEI TOWAさん選曲

"MAGIC" TOWA TEI WITH HANA

******

●BOSSの選曲 ↓

"TECHNOVA" TOWA TEI WITH BEBEL GILBERTO

******

●BOSSの選曲(TEI TOWAさん以外)

MOJERA OVERKILL アルバム試聴 02 - Overkill

******

●BOSSの曲

バリでプリプロを作った曲(トークからのバリつながり)

DEAN FUJIOKA - “History In The Making“ (Official Lyric Video)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする