「絵本合法衢」初日の気まぐれ日記より

「通し狂言　絵本合法衢」本日初日おめでとうございます。
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いやー、媒体がスポーツ紙ですからね（笑）。
掲載があるかどうか、今回はコンビニじゃなく新聞販売店で中身
を確認させてもらってから購入しましたよ～。
はい、あの事にも触れてます。
もういきなり拾い読み、いってみよー！





まずは二月の松竹座公演から。
昼夜ともに忙しくも充実した舞台だったとのこと。多くの皆様に
来場いただいたおかげと「感謝の思いでいっぱいです」。

「2月中にはプライベートなことで。世間の皆様をお騒がせして
しまいまして、ご心配をおかけしました。たくさんの方々から、
お気遣いを頂戴したり、叱咤激励を頂戴したりして、舞台ではも
ちろんですが、本当に多くの皆さまに支えられていることをあら
ためて知った次第です。」

ブログもツイッターもされてなく、公式サイトで発表されること
もないので、ご本人のメッセージが読めるのはホントにこの日記
だけ。記者会見後このことに言及したのは唯一これだけじゃない
かしら。
昨日の誕生日で39歳。「40歳の大台も目前」としたうえで続けて
現在の心境を語ってくださっています。

「『四十にして惑わず』とは申しますが、まだまだ試行錯誤しな
がらも、一瞬を大切にしていきたいと思います。芸道はいうまで
もなく、人間としてこれから成長できるように日々精進してまい
りますので、どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。」

２月の千穐楽の後からすぐに３月の国立劇場での舞台のお稽古が
始まったとのこと。先月に引き続き、叔父さまとの共演となり、
やはりこれも仇討ちの物語だそうです。

「２月公演も昼夜とも仇討ち、そして叔父の悪役が魅力のひとつ
になっておりますが、僕自身も悪役をした際に感じたことですが、
実は悪役は時としてとても楽しく演じることができるものです。
悪の魅力というのは、現実とはかけ離れたところで生きる人物に
なるということですので、演じていて面白いというのもあります
が、意外に『堪える』『忍ぶ』といったような善人の役ほど演じ
る側にとっては発散できないので精神的にもつらいものです。
何度か悪役を勤めさせていただきましたが、悪役が魅力的でない
と芝居も面白くなかったりしますし、時折、悪役の人間らしい部
分に触れると、お客さまもそ悪役に心を動かされます。現実に身
近に起こらないことだからこそ、ひかれる部分があるのが悪役な
のでしょう。」

愛之助さんが語る悪役の魅力。今回のようにご本人が書かれたも
のもインタビューも含めて珍しいように思います。
ふた月続けて悪役をされる叔父さまについてはこんなふうに。

「体力的にもとても大変だと思います。それでも、叔父の悪役を
楽しみにしているお客さまのお話を伺うと、それを身近に見られ
ること、教えていただけることが何よりも楽しみな３月です。」

と結んでいます。
仁左衛門さんの今月の舞台。またまた魂を抜かれちゃう人続出な
のでしょうか！
いずれ仁木弾正や今回の源五兵衛も、叔父さまに教わって、主役
として舞台で演じて頂きたいなと思うファンごころ。
今月も心をこめて演じてくださいね。
愛ちゃん、がんばって～！