八日目の蝉

5月4日レディースデーだったので映画に行きました。
八日目の蝉



原作も途中まで読んだのですが、時空間の流れについていけず途中断念。
映画も時空間がなかなかついていけず・・・。

でも、すご～～～く考えさせられる映画でした。
これは見る立場によって解釈の仕方が違うと思う。

私は、希和子70％、恵津子30％位の気持ちで見ていたのですが、
どちらもつらいなぁ・・・。
何よりも丈博が一番悪い！！と思ってしまいました。
だってこの男がいたから希和子・恵津子・恵理菜　みんなが大変な事に
なってしまったんだから。

小池栄子さんの演技がすごく光っていました。
劇団ひとりさんはネット上で色々書かれているようですが、それで成功じゃないですか？
丈博に続いて岸田もだらしなくてどうしようもない男ですから。
私は劇団ひとりさんと田中哲司さんのダメダメ男ぶりには納得しました。
だ・か・らこんなことになったんちゃうん！って。

でも、旦那はこれまた違う目線で見ていて
「男はあそこでああいうよなぁ・・・女ったらしの男は」
と。そうなんだぁ・・・。

ネット上で、「最終的にはこの2人（希和子と恵理菜）は男に愛されなかった」と
書かれていたんですが、変になっとくしてしまいました。
今までそんな考えは全然思い浮かばなかったのですが、言われてみればそうだなぁ・・・と。

私は最後の永作さんの台詞がウルウルしてしまいました　
この人は母親だなぁ・・・と。

希和子はそのうちこの生活は終わることは覚悟の上、逃亡生活をしていた。
それを表現する表情が所々であり・・・。
裁判の部分での、最後まで謝罪することなく、反対に加害者夫婦にお礼を言う
（それが反対にすごい嫌味なんですが）ここがすごい！！
でも、それだけの事を丈博にはされ、恵津子にも言われ・・・。
永作さんの演技も本当ステキでした。

何より狂気に満ちた森口さんの演技は本当に怖かった・・・。
この人もすごくはまり役立ったような・・・。

2時間半と映画にしては長かったですが、もう少し見たかったような・・・。
あと、読み捨ててしまった原作、再度最初から読み直そうかなぁ・・・と思ってます。
重い題材なので興味のある方は是非！！
どうしようかなぁ・・・と悩んでいる人にはちょっと辛いかも。です。








さて、今週も始まりました。
昨日は淡路島に行ってきました。その模様はまた明日にでも・・・。
ではでは、今週も頑張ります　
また明日