マイノリティーを笑うっていう事が取り沙汰されている。
昔僕が好きだったキャラクターが
久しぶりに地上波に乗った。
まあその番組は見ていないわけだけれど、
それに対するネットの反応がいろいろで興味深い。
昔からとんねるずやダウンタウンの笑いは
差別的で嫌いでしたなんて人が結構いるんだね。
でもそれって直ぐに弱い者イジメだ、という話にまとめていいのだろうか。
笑いには差別的側面がある。
それはマイノリティーだろうとマジョリティだろうと関係ない。
貧乏人も金持ちを笑うし、
黒人も黄色人種も白人を笑う。
女も男を笑う。
そこには多数派への反骨精神があるし、少数派であり、時に弱者である自分を勇気付ける知恵がある。
一概にマイノリティーをネタにした笑いを嫌悪するのはどうなんだろうね。
それこそ逆に差別的だと思うけどな。
あと多数派少数派関係なく笑われることへの覚悟とか寛容さが大事かと。
人って笑われると急に被害者ぶったりことさら馬鹿にされたと感じがちだけど、
笑われることってとても貴重なことじゃないかな。
music * prisoner of love / yola tengo