3回目接種が進むまでは行動抑制を 長崎大が福岡の感染推移を解析
2/13(日) 8:00配信
【 新型コロナウイルスの感染拡大にはブレーキがかかりつつあるが、行動が元に戻るとすぐにリバウンドする――。そんな解析結果を長崎大の有吉紅也教授(臨床感染症学)らが発表した。「これまでの対策はオミクロン株にも一定の効果を上げている。今の対策をなるべく長く続け、その間にワクチンの3回目接種を普及させることが大事だ」と話している。
有吉教授は「オミクロン株の感染はそんなにすぐには終わらない。唯一の希望はワクチン。対策を緩める時期を遅らせるほど、リバウンドを抑え込める」と指摘する。】
本当にそうだろうか? 3回目接種が進まなくても新規陽性者数は下がっていくだろう。むしろワクチン接種者のスプレッター(=感染力の強い人)の行動が問題になる。世田谷区では「高齢者施設で例えば自力歩行がようやくできる、あるいは誰かの支えを得ているという人の中に、症状がなくても大変な量のウイルスを抱えている人がいた」と発表している。症状がないスプレッターの行動が問題になる。