血液凝固第ⅩⅡ因子(ハーゲマン因子)のページを更新
- 第XII因子(factor XII)またはハーゲマン因子(Hageman factor)は、血漿のタンパク質である。セリンプロテアーゼ(またはセリンエンドペプチダーゼ)に分類される酵素第XIIa因子の酵素前駆体である。ヒトでは、第XII因子はF12遺伝子にコードされる。
第XII因子は肝臓で産生される。
第XII因子は血液凝固カスケードの一部をなし、in vitroでは第XI因子とプレカリクレインを活性化する。第XII因子自身はガラスなどの負に帯電した表面によって第XIIa因子へと活性化され、これが内因性経路の開始点となる。第XII因子は実験室での研究で血液凝固カスケードを開始させるためにも利用される。
<出典:Wikipedia> - ⇒ 血液凝固反応因子