前回前々回のぶログでも紹介した通り、今さらではありますが、、、
今年のGW(2022年5月5日~6日)は世界遺産にも登録されている高野山に行ってきました!
最後はこちらの寺院、壇上伽藍(だんじょうがらん)へ!
曼荼羅(まんだら)の世界観を具現化したといわれる場所です。
入口には大きな”中門”があります。
こちらには仁王像が4体。
正面の2体は金箔がはられた部分もあってちょっと派手ですが、
裏側の2体は色付けは目と口程度で控えめな印象。
でも彫刻は細かくて見とれてしまいます。
中門を通り抜けると、正面にあるのが”金堂(こんどう)”
こちらは高野山全体の”総本堂”という位置づけなんだそうです。
左手にあるのが”六角経蔵(ろっかくきょうぞう)”
よく見ると建物の下の方にぐるりと等間隔で取っ手のような棒が取り付けられているんですが、
なんと、この取っ手部分を押して回すことができるんです!
1周回すと一回読経をしたことと同じ功徳を得られるそうですよ。
その奥にあるのが”御社”
お寺の境内に神社があるんですね。
その左手に”鐘楼”
さらにその奥にあるのが”西塔(さいとう)”
約200年前に建てられた木造の建物で歴史を感じます。
その右手、ちょうど金堂の裏手に並ぶのが
奥から、孔雀堂(くじゃくどう)と准胝堂(じゅんていどう)
そして御影堂(みえいどう)です。
御影堂はちょうど工事をしていたので、ちゃんとは見られなかったんですが、
灯籠が並ぶ雰囲気は厳かな感じがしました。
5月だったので藤の花がきれいに咲いていましたよ。
こちらは”三鈷の松(さんこのまつ)”
弘法大師が唐(現在の中国)にわたった際に、日本で密教を広めるのにふさわしい場所を見つけるため、
”三鈷杵(さんこしょ)”という法具を日本に向かって投げたら、
この松に引っ掛かっているのが見つかり、ここを聖地としたという言い伝えがあるそうです。
その”三鈷杵”は”飛行三鈷杵(ひぎょうさんこしょ)”と言われ、
なんと現在でも重要文化財として金剛峯寺に保管されているそうですよ。
ちなみに普通の松の葉は2本でひとまとめになっていますが、
こちらの”三鈷の松”の葉はたまに3本のものが見つかるそうで、
その落ち葉を拾うと幸運が訪れるということらしいのですが、
結局全然見つかりませんでした。。。
拾いつくされちゃってる感じでしょうかね。。。
そして奥に見える立派な建物が”根本大塔(こんぽんだいとう)”
中には大きな仏像が5体あり、圧倒されます。
その先には、手前から
”愛染堂(あいぜんどう)”、”大会堂(だいえどう)”、”三昧堂(ざんまいどう)”、”東塔(とうとう)”と続きます。
根本大塔の向かい側には”大塔の鐘”
木造の茶色い建物が目立つなか、この白さが際立ちます。
境内には歴史ある大きな建物がたくさんあって、
見どころいっぱいでした!
御朱印もいただいてきましたよ!
こちらでいただける御朱印は2種類。
金堂
根本大塔
どっちもきれいでかっこいい!