畝を高くして
雑草を上にかぶせた
後は芽が出てくるのを待つだけ
ポットに入れて
種を蒔くのは
あまり好きでない
畑に直接蒔いて
芽が出るのを待つことに
周りの雑草もだいぶ
刈って畝の肥やしになっている
昼からは
二階の窓を開けて
外を眺めながら
のんびりする
ヤマト便の車が
こんな狭い路地に
入って来た
上手いもんだ
自分は軽自動車でも
車体を擦ったのに
メルカリで頼んだ
皮付きカシューナッツだな
このカシューナッツが美味い
山の所々が
薄紫になっている
山藤だ
杉林以外の山は
色んな薄緑色で
広がっている
この世は何もない
全ては作られた世界で
自分が認識しているだけ
そんな中で
何をあくせくしていたのだろう
と思ってしまう
三次元という世界を作って
魂は肉体に入ってくる
死ぬと魂は
五次元に帰っていく
人によっては
もっと上の次元に
行くらしい
輪廻転生を繰り返して
三次元から抜け出せない人も
沢山いるらしい
山の生活をしていると
都会の生活が嘘のように
思えてくる
何をやるにも
お金が必要になる
お金を稼ぐ為に
嫌なことでもやらざるを得ない
自分はまあ
あまり嫌なことは
しなかったけど
だから
あまりお金も入って
こなかった
何にもしないで
毎日毎日山だけ眺めているのも
いいか
昔信州の伊那市という所に
住んでいたことがある
伊那市から山の方にいった
箕輪町という所だ
大学が有った
やはり山ばかりで
いい所だが
20代の頃は
早く都会に行きたいと思った
裏山が早く爆発しないかと思った
じっとする生活に
耐えられなかった
今西条市の河之内という所にいる
田んぼと山ばかり
水が豊富なところだ
まあ仏国土だな
生活するにも
ほとんどお金がかからない
とはいえ少しは
かかるけど
国とは何だろと思う
人々が幸せに
暮らせるようにすることが
国の勤めだと思うのだが
昔の天皇は
国民の事を大御宝(あおみたから)
と言っていたらしい
政治家も国民の事を
1番に考える政治をしてみたら
どうだろう
個人から税金を取らない
ようにしてみたらどうだろう
住みやすい国になる事だろう
どれだけ国民が
喜ぶ政治が出来るかを
競い合う
昔江戸時代
出島のあった頃
長崎では税金を
取って無かったらしい
その影響か
長崎人はお金の使い方が
派手だ
何でも
バンバンお金を使う
使い方が半端じゃない
今は時代が変わったので
そうも行かないだろうが
そうそう変わるもんじゃない
長崎では
ばかはかさかと言う
多分多いもののことかと思う
確かに
墓と坂は多い
馬鹿は人の良さを
言っている
何でも"よかよか"で
済んでしまう