原発性アルドステロン症のレビュー
Circulation 2018; 138:823-835
印象的だったのは、ブラジル北東部の先住民族であるヤノマミ族についてのフィールドワーク。ヤノマミは調味料として塩を使わないそうで、1970年代の調査では1日の塩分摂取量はなんと、0.05g。尿Na排泄量は調査隊の1/100で、尿アルドステロン濃度は27倍。本来、ヒトは幅広い塩分環境に対応できる生き物であって、MRHE はただ加齢によってRAA系の調節ができなくなっただけなのだなあ…と思いました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30359120/